

第 31号 (12月10日発行)
特 集
財務マネジメント・サーベイ
「学問のすすめ」IFRS時代の経理・財務人材の育成
約十年にわたる会計ビッグバンという会計国際化の流れは、明治維新の状況とよく似ている。欧米列強の圧力によって開国を余儀なくされた日本経済が世界経済と結びついたのが明治維新なら、国際会計基準(IFRS)という圧力によって日本の資本市場が世界の資本市場につながったのが会計ビッグバンだ。
欧米との不平等条約を嘆き、植民地化への懸念を抱いた福沢諭吉が強くその必要性を説いた簿記会計実学と独立の精神は、開国後一五〇年たった日本企業に備わっているのだろうか。欧米先進企業の「植民地」となってしまわぬよう、日本企業は今後IFRS時代をグローバルに勝ち進んでいかなければならない。
今回の「財務マネジメント・サーベイ」は、「IFRS時代の経理・財務人材の育成」をテーマに実施し、わが国における経理・財務人材の育成における課題について実態調査を行った。
第7回 FASSフォーラム・ジャパン2009 講演録
経済のグローバル化と国際的会計標準としてのIFRS
島崎憲明氏 日本経済団体連合会企業会計部会長/住友商事特別顧問
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