研修の狙い

連結決算が導入されてから20年近く経過しているにもかかわらず、最近の弊会の連結決算に関するアンケート調査でも、日本企業の連結決算の体制の脆弱さが指摘されています。職務ローテーションも必ずしも効果的に実施できていない現状の中、連結決算に従事する方以外の経理・財務部門の若手・中堅クラスの方々にも、連結決算の基本概念や実務の概略といった基本的な知識が不可欠な時代に入っています。
日本商工会議所の「簿記検定」でも、これまで「1級」だけの出題範囲とされてきた連結決算が昨年より「２級」にも出題されるようになるなど、グループ全体における経営管理ニーズが高まる中、基本的な連結決算に関する知識は、経理・財務に従事する企業人の必須の知識となっています。

こうした状況を踏まえ、この度、日商簿記2級に出題される連結決算の基本的な知識に加え、企業の連結決算の現場において最低限必要とされる実務の基礎知識を加えた基礎講座を、株式会社電通国際情報サービスと開発致しました。

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eラーニングで学習いただけます！

連結決算基礎講座（eラーニングプログラム）では
研修講座と同一内容をeラーニング形式で受講いただけます。

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ステップアップ編（eラーニング）もございます！

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対象者

・経理・財務部門に初めて配属された方。
・初めて連結決算部門に配属された方。
・連結決算の基本や実務の全体像を把握したい方。
※本講座は、日商簿記検定に対応したものではございません。

研修の概要（3時間コース）

日　時

開催時間は、すべて14:30～17:30（開場14:00～）
2020年2月13日（木）
2020年3月6日（金）

ご希望の日を選んでお申込みください。

受講料（オリジナル教材含む）

お支払はカード決済のみとなります。
※ご入金いただいた参加費につきましては、キャンセル・ご欠席によるご返金は
　一切お受けいたしておりません。

定員

15名

会　場

日本CFO協会　セミナールーム
東京都千代田区平河町2-7-1　塩崎ビルB1
TEL 03-3556-2334

講師

竹内 大三郎 氏
株式会社ISID-AO （株式会社電通国際情報サービス　グループ会社）
» プロフィール

カリキュラムの概要

１．連結財務諸表作成の目的

２．連結財務諸表の開示

３．日商簿記検定試験における連結会計（※）

４．連結決算実務の流れ

　・事前準備
　　連結パッケージ

　・連結会計方針の決定
　　連結及び持分法適用の範囲
　　連結会計期間（期ずれ）
　　会計処理の原則及び手続き
　　決算説明会

　・個別決算手続き
　　連結パッケージ
　　連結財務諸表
　　在外子会社外貨換算
　　個別財務諸表の修正（表示組換替）

　・連結決算手続き
　　連結修正前財務諸表作成（開始仕訳）
　　資本連結（※）
　　内部取引消去　（※）
　　未実現損益消去（※）
　　税効果会計
　　連結財務諸表作成（※）
　　連結キャッシュ・フロー作成
　　注記情報（セグメント情報）

（※）主に日商簿記2級の出題範囲に関連する部分です。