多くの日本企業にとって、M&A は不可欠な経営戦略のツールとなっていますが、その一方で M&A の経験不足やスキル不足が大きな課題となり、競争環境を正確に把握できずにリスクの高い投資を実行した結果、多額の減損を余儀なくされるケースも珍しくありません。日本CFO協会では、疑似体験型のM&A能力開発プログラムの実証テストの分析を通じM&A部会の発足とM&A能力開発プログラムの開発を進めておりますが、第一弾として企業経営の羅針盤たるCFOがM&Aに関する一連のスキルを身につけるための半日集中のエグゼクティブ・プログラムをスタートさせることと致しました。
このような問題意識はありませんか?
- 「なぜ日本企業のM&Aは失敗するのか? 失敗を避けるため経営幹部に必要な心構えとは?」
- 「戦略は重要だが、一方で、良い出物があれば買いたい。経営としてどうバランスをとるべきか?」
- 「高値掴みは避けたいが、魅力的な対象ほど高値になりがち。
ぎりぎりの交渉の中でどう判断すべきか?」 - 「PMIはもちろん重要だが、送り込むべき人材も不足している。
効果的なリソース投入の秘訣とは?」 - 「M&A人材をどう育てるか? いかに外部専門家を使いこなし、
また、経験者の知恵をどう伝承するか?」
対象者 | CFO、経営企画・経理・財務部門の幹部、次世代のCFO・幹部を目指す中堅管理職クラスの方 ※企業組織の管理職の方を対象としており、コンサルタント、個人事業者などのお申込みの場合、参加をお断りするケースがございます。 ※M&Aの経験は問いません |
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講師 | 野島 篤 氏 日本CFO協会 M&A能力開発本部設立準備委員 会計事務所系コンサルティング会社を経て、アビームM&Aコンサルティング(現:マーバルパートナーズ)立ち上げに参画。本年5月まで同社ディレクター。 国内外M&Aにおいてフィナンシャルアドバイザリー、株式価値評価/フェアネスオピニオン、事業再編・M&A戦略策定、事業再生支援など幅広に手掛ける。 |
プログラム概要 | イントロダクション: 川上 徹也 氏 日本CFO協会理事 元パナソニック株式会社 代表取締役副社長CFO 第一部:集中講義 「M&Aを戦略実現ツールとして使いこなす為に経営幹部が捉えておくべき論点」 1.M&A概論 - M&Aで落とし穴に陥らないために - 2.プレM&A -「賢い買い手」となるための心得 - 3.ディール実行 - M&Aで良い出物を安く変える時代は終わった - 4.ポストM&A -「渾身のM&A」の成果を最大化させるための心得 - 5.第一部ラップアップ 及び 企業でのM&A能力開発プログラム活用イメージ 第二部:事例研究 「グローバルM&Aの経験から語る -CFOが果たすべき新たな役割-」 特別ゲスト:新貝 康司 氏 日本たばこ産業 代表取締役副社長 ※特別ゲスト講義の後、Q&A、ディスカッションを含め、第二部までのエッセンスを確認します。 » 事例研究の概要はこちらです。 |
日時 | 8月26日(火) 13:30〜19:30 (受付開始:13:00) ※第二部後半にて軽食・ドリンクを用意します。 |
場所 | 「クラブ関東」 東京都千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング19階 電話03-5221-8955 http://www.clubkanto.jp/accessmap/ |
定員 | 30名 ※最小開催人数5人 |
費用 | 1名様 100,000円(税別) ご優待・割引価格 個人会員90,000円(税別) 法人会員80,000円(税別) |