特 集
財務マネジメントサーベイM&A巧者になるための処方箋
-M&A“力”偏差値の活用-
国内市場の縮小やビジネスのグローバル化によって、日本企業を取り巻く事業環境が急激に変化している中、M&Aを活用した事業拡大や競争力強化がこれまで以上に重要となってきている。
多くの日本企業は、M&Aを活用した成長を志向しているが、残念ながら成功したと言いきれないM&Aは多い。
そのような中で、M&Aに成功体験を持たない日本企業は、M&Aのどのような点を強化していく必要があるのだろうか。
マーバルパートナーズでは、M&A〝力〟というものを定義し、今後の日本企業にとって、どのような要素を課題として捉え、改善していくべきか、認識することが重要だと考えている。
また、時価総額や業績といった結果指標をもってM&A〝力〟を定義するのではなく、M&Aを遂行するプロセスや考え方などの原因軸から〝力〟を定義したことも、本サーベイにおけるひとつの特徴である。
岡 俊子 マーバルパートナーズ 代表取締役社長
西川裕一朗 マーバルパートナーズ CFOアジェンダチーム ディレクター
渡辺敬次 マーバルパートナーズ CFOアジェンダチーム ヴァイスプレジデント
田中大貴 マーバルパートナーズ CFOアジェンダチーム シニアアソシエイト
■フロンティア
変化
朝香聖一 日本精工 名誉会長
■トピックス
TPP/FTA時代に向けた 企業戦略と対応のポイント 【第1回】
岩根知幸 クニエ マネージングディレクター
■M&A
企業価値評価に基づく M&A意思決定上の課題 【第4回】
永田伸之 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー パートナー
吉村隆史 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー ヴァイスプレジデント
■コーポレート・ファイナンス
資本利益率
砂川伸幸 神戸大学大学院 経営学研究科 教授
■フォーカス
事業投資評価制度の改善① NPVの注意点
小川 康 インテグラート 代表取締役社長
■クレジットリスク
事故は人災
末松義章 千葉商科大学大学院 客員教授 博士
■リスクマネジメント
最新のグローバルリスク サイバーリスクの脅威
平賀 暁 マーシュブローカージャパン 代表取締役会長
■トレジャリー・フォーラム
安倍政権、黒田日銀になって金融マーケット・企業収益の期待はどう変化したのか
佐藤円裕 ブルームバーグL.P.アプリケーションスペシャリスト 株式担当
■マネジメント・アイ
グローバル経営における コーポレート機能の強化(3)「資金力」
日置圭介 トーマツグループ CFOプログラム
デロイト トーマツ コンサルティング シニアマネジャー、 日本CFO協会主任研究委員
■マ−ケット・アイ
国債市場混乱の意味
川北英隆 京都大学大学院 経営管理研究部 教授
■コンパス
目覚めよ、女性
萩原 慎一郎 経済ジャーナリスト
■INSIGHT
「五つの資産」と「価値創造のプロセス」
三富正博 バリュークリエイト 代表取締役
■テクノロジー・ウォッチ
グローバルシェアードサービス
中野浩志 SAPジャパン、早稲田大学大学院非常勤講師
日本CFO協会主任研究委員、米国公認会計士、公認内部監査人
■グローバルマネジメント
次の事業の柱を作る
後藤英夫 アーンスト・アンド・ヤング アドバイザリー ストラテジック・オフィサー
■ペンション・マネジメント
退職給付ALMの活用
浅野年克 IICパートナーズ R&BD部長 プリンシパル 日本アクチュアリー会正会員 年金数理人
■BOOKS
組織の理論を学ぶ
久原正治 昭和女子大学 グローバルビジネス学部長