連結決算が導入されてから20年近く経過しているにもかかわらず、最近の弊会の連結決算に関するアンケート調査でも、日本企業の連結決算の体制の脆弱さが指摘されています。職務ローテーションも必ずしも効果的に実施できていない現状の中、連結決算に従事する方以外の経理・財務部門の若手・中堅クラスの方々にも、連結決算の基本概念や実務の概略といった基本的な知識が不可欠な時代に入っています。
日本商工会議所の「簿記検定」でも、これまで「1級」だけの出題範囲とされてきた連結決算が昨年より「2級」にも出題されるようになるなど、グループ全体における経営管理ニーズが高まる中、基本的な連結決算に関する知識は、経理・財務に従事する企業人の必須の知識となっています。

こうした状況を踏まえ、この度、日商簿記2級に出題される連結決算の基本的な知識に加え、企業の連結決算の現場において最低限必要とされる実務の基礎知識を加えた基礎講座を、株式会社電通国際情報サービスと開発致しました。

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