企業価値の源泉が有形資産から無形資産へとシフトし、非財務情報の重要性が問われるなか、CFOの役割は大きな転換点を迎えています。
従来のバランスシート管理を超え、人的資本、知的財産、ブランド価値、そして情報という見えざる資産を統合的に捉え、企業の持続的成長を設計する。それが新時代のCFOに求められる使命です。
本フォーラムでは、企業改革の最前線で培われた実践知、AI・デジタル技術を活用した財務変革、そして先進的なFP&A手法まで、CFOが企業変革をリードするための具体的な知見と経験を共有します。
財務の専門性を基盤としながら、より高い視座と深い洞察力をもって経営全体を俯瞰し、不確実性の時代に新たな価値創造の道筋を描く。そんな次世代CFOとしての進化を、参加者の皆様と共に探求する場といたします。
■ 概要
| 日時 | 2025年12月11日(木)~12日(金) |
| 形式 | ZOOMを使ったオンラインフォーラム |
| 対象 | 日本CFO協会会員、企業の経理・財務・経営企画等コーポレート部門の皆様 |
*プログラム内容は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
■ プログラム
Day1 12月11日(木)
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10:30 |
オープニング
小口 正範 » プロフィール |
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10:45-12:15
Keynote 獲得コイン +5 |
各種経営改革の取り組み 2000年初頭以降、グローバルな競争激化や技術革新によりビジネス環境が大きく変わる中、日本におけるガバナンスの高度化・ステークホルダーの変化とともにCFOが担う役割も高度化してきた。本講演では、三菱自動車工業、東芝で経営変革に携わってきた中での取り組みを紹介するとともに、その中で学び、感じたこと、そして、それらを踏まえた企業変革への示唆およびCFOに求められる役割についてお話しする。
池谷 光司 » プロフィール 対談・インタビュー
友田 光泰 氏 » プロフィール |
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12:45-13:35
Session 獲得コイン +10 |
CFOが主導するサステナビリティ経営とデータ基盤 サステナビリティ/ESGをコストではなく企業価値向上の戦略と捉え、CFOの視点から資本市場の要請と実務の接点を解説する。
小野 史裕 氏 » プロフィール
井家 良輔 氏 » プロフィール |
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13:45-14:35
Session 獲得コイン +10 |
AI時代に向けてFP&Aを成功に導く AI時代のFP&A成功の鍵は信頼性の高いデータであるが、多くの企業では適時・適切でない経理・決算業務が障壁となっている。本講演では、BlackLineによる決算プロセスの自動化・標準化(モダンアカウンティング化)が、いかにAI活用の基盤となるデータを創出するかを解説。CFOがリードする真のデータドリブン経営への確実な第一歩を提示する。
嘉藤 英隆 氏 » プロフィール |
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14:45-15:45
Keynote 獲得コイン +5 |
変革の時代に、ファイナンスはどこへ向かうのか 生成AI、業務DX、リーダーシップの進化──変化の激しい現代において、ファイナンス部門が果たすべき本質的な役割とは何か。本講演では、全6回にわたって実施された若手育成プログラムの設計・成果・参加者のリアルな声を紹介し、「経営に資する」次世代ファイナンス人材の姿に迫る。
日下部 淳 氏 » プロフィール |
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15:55-16:35
Session 獲得コイン +10 |
比類なきAIによる間接費業務改革 企業が直面する生産人口減少やコンプライアンス違反の増加、生成AIによる偽造領収書といった課題に対し、SAP Concurは比類なきAIにより間接費業務改革を実現する方法を提案する。膨大なデータと強力なAI基盤(Jouleコパイロット、Joule Agent, AI不正検知Verifyなど)を活用し、経費精算のない世界、自律運用、データの民主化(戦略的データインサイト提供)を実現し、経費から経営を変える世界の実現を支援する。
舟本 憲政 氏 » プロフィール |
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16:45-17:25
Session 獲得コイン +10 |
グローバル資金調達の時代に問われる格付の意義 国内企業による外貨建て調達が加速する中、格付の意義と実務メリットを平易に解説し、海外市場を見据えた資金調達戦略での活用を説明する。国内外の社債発行トレンド、シニア債・ハイブリッド債、投資適格/非投資適格の比較、BBB格付の正しい理解、格付取得の実例紹介等を通じて、資本市場アクセス拡大、社債投資家層拡充への効果を紹介する。
青山 悟 氏 » プロフィール
林 正治 氏 » プロフィール |
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17:35-18:15
Session 獲得コイン +10 |
グローバル企業の法定開示を変革する 投資家がデータの信頼性を重視する中、企業は法定開示の高度化と業務効率化が喫緊の課題である。本講演では、有限責任監査法人トーマツの専門知見とWorkivaの統合型プラットフォームを融合し、そのうえでAI活用やデータ連携を進めることで属人化を解消しガバナンスを強化する、グローバル開示業務の具体的な変革アプローチを解説する。
鈴木 良順 氏 » プロフィール
土畠 真嗣 氏 |
Day2 12月12日(金)
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11:00-11:40
Keynote 獲得コイン +5 |
日本版FP&Aの始め方と成果の出し方:2025冬
池側 千絵 氏
石橋 善一郎 氏 |
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11:40-12:20
Keynote 獲得コイン +5 |
ENEOSにおけるFP&Aの取り組み ENEOSグループでは中期経営計画にて「筋肉質な経営体質への転換」と「ポートフォリオ再編」の二本柱を掲げ、企業価値の最大化に取り組んでいる。
團 徹太郎 氏 » プロフィール
開沼 公雅 氏 » プロフィール |
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12:50-13:40
Session 獲得コイン +10 |
FP&A組織におけるAI・デジタル技術活用の最新動向 日本企業のCFOやFP&A組織と日々接点を持つ中で強く感じるのは、テクノロジーやAIへの高い関心と、旧態依然とした業務実態との間に存在する大きなギャップである。FP&A組織はテクノロジーの力を活用することで、もっと創造的で戦略的な役割を果たせるはずだ。 本講演では、日本におけるFP&A研究の第一人者である池側千絵氏と、FP&Aデジタル化のデファクトスタンダードであるAnaplanの中田淳が、国内外におけるAI・デジタル技術活用の最前線について対談する。
中田 淳 氏 » プロフィール
池側 千絵 氏 |
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13:50-14:40
Session 獲得コイン +10 |
ストラテジック・レビューによる企業価値向上 ストラテジック・レビューは、同意なき買収やアクティビストによる経営介入リスクへの予防・対応にとどまらず、平常時から資本市場の視点で自社戦略を見直すプロセスである。本セミナーでは、その実施に不可欠なCFO組織の再定義とEPMツールの活用により、迅速かつ質の高い意思決定を実現し、レビューで抽出された課題に対応して企業価値を高める方法を解説する。
土屋 大輔 氏 » プロフィール
野瀬 裕太 氏 |
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14:50-15:20
Keynote 獲得コイン +5 |
FP&Aプロフェッショナルと専門資格の関係 日本社会においてFP&Aとは資格が無くとも実務を行うことができる職種となっている。現に転職サイトなどを見てもFP&A職の募集に資格要件が掲げられている事例は稀である。一方で、世界に目を向けるとFP&Aの専門資格は複数存在し、多くの人が資格取得を目指して努力を重ねている。このような状況を踏まえ、日本企業のFP&Aは各種専門資格とどのように付き合うべきなのか、実務経験を踏まえて解説する。
板谷 篤英 氏 » プロフィール |
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15:20-16:00
Keynote 獲得コイン +5 |
SOMPOホールディングスにおけるFP&A機能の進化 市場ボラティリティの高まり、事業の多角化、IFRS対応などに起因し、「過去の予実」から「将来のシミュレーション」へ。変化のスピードが増すなか、将来を見据えた分析とシミュレーションに基づく意思決定=FP&Aの重要性が高まっている。大手損害保険グループにおけるFP&A機能の進化について、取組みの背景、組織設計・人材育成、進化のプロセス、直面したチャレンジとその対処方法などを、実例を交えて紹介する。
広瀬 杏太郎 氏 » プロフィール |
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16:10-16:50
Session 獲得コイン +10 |
AI時代のFP&A改革 ― 企業価値経営を動かす現実解 ROIC経営や経営管理基盤のDX化を含むFP&A機能の強化が進まない企業が多い中、CFO組織には“経営を動かす”ための新たな打ち手が求められている。AI時代の経営管理の核心は、成長戦略を軸に事業戦略と財務数値を結びつけ、企業価値を高めながら投資家を含むステークホルダーと対話できる意思決定基盤を構築することにある。本セミナーでは、その実現に向けたCFO組織変革の現実解を提示する。
大竹 啓介 氏 » プロフィール |
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17:00-17:40
Session 獲得コイン +10 |
資金調達を“コスト”から“企業価値創造の手段”へ 企業価値の源泉が無形資産へと移行するなか、資金調達も「コスト」から「企業ブランドを高める活動」へと変化している。本セミナーでは、自己募集型デジタル社債を活用し、調達コストの最適化とファンとの関係構築を両立する新たな手法を紹介する。財務戦略とブランド戦略を統合し、企業価値を高める次世代の資金調達モデルを探る。
松井 晴彦 氏 » プロフィール |
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17:50-18:30
Session 獲得コイン +10 |
資本市場からのインサイト活用とデータドリブンな資本コスト戦略 企業と投資家の価値協創の重要性が叫ばれる中で、市場改革、PBR、マクロ経済環境、上場企業数、経営者の高齢化など様々な要因により、日本における投資家の活動が活発化している。本講演の前半では、投資家等の外部目線も踏まえて客観的に自社を分析し、企業価値向上に向けた取り組みを推進する重要性とその方法について解説する。後半では、企業価値を決める要因の1つである資本コストについて、投資家が重視する企業の財務・非財務属性を大規模パネルデータ分析により検出・可視化するアプローチを紹介する。
安達 哲也 氏 » プロフィール
中尾 宏規 氏 » プロフィール |
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