FASS検定の背景
経済産業省は、経理・財務部門の組織・⼈員配置の最適化・⼈材の円滑な移転を促進するための共通基盤として「経理・財務業務マップ」を2003年に公表した後、翌2004年には「経理・財務サービス・スキルスタンダード」の開発を⾏い経理・財務⼈材育成事業を展開してきました。
日本CFO協会は、経済産業省の委託を受け、2004年以来「経理・財務サービス・スキルスタンダード」の普及促進策の担い手として経理・財務⼈材育成事業に取り組んでいます。経理・財務スキル検定(FASS 検定)は、この事業の一環として当協会が2005年度下期より実施・運営している検定試験です。
FASS検定の累計受験者は、2012年3月31日現在で27,907⼈に達しており、経理・財務の第一線で活躍する実務家のスキルレベルを客観的かつ信頼性をもって測定する手段として、高い評価を得ています。
※経済産業省による本事業への取り組みやFASS検定に関するこれまでの経緯はこちらをご覧ください。
» http://www.cfo.jp/fass/meti/index.html
FASS検定の概要
経理・財務の「技能試験」
目まぐるしく変化する会計基準や規制等に対応した最新の実務能力をどの程度身につけているのか、毎年受験して実務能力を診断するための試験です。
内容
経理・財務の基本実務の理解度を問う試験です。
1科目の試験で、資産・決算・税務・資金の4分野の実務知識から出題されます。
合否
合否ではなく総合点から5段階のレベルでスキルを評価し、分野毎の達成度合いも表示します。
特徴
毎年受験することで実務知識の習得度がどの程度か、またどの分野が弱いのかといった把握ができます。
対象
経理・財務に従事する若手・中堅スタッフ
※FASS検定の詳細はこちらをご覧ください。
» http://www.cfo.jp/fass/fass_exam/index.html