新型コロナウイルスの脅威により、世界中で人々の消費行動や働き方が大きく変わりました。
行動制限やテレワークによって会社から社会へと企業人の意識も移行しつつあり、行き過ぎた金融資本主義に対するアンチテーゼとして広がっていたSDGsやESGといった社会的な動きが、ポスト・コロナでは資本主義のあり方そのものの変容として広がっていく可能性があります。
その一方で、デジタルテクノロジーがコロナ禍でも大きくその存在感を高め、日常生活にサイバー空間がより深く組み込まれるようになりました。これまで以上にインターネットやクラウドを活用したビジネスのあり方が、ニューノーマルとなる可能性も高くなっています。
このような本質的変化を迎える経営環境では、企業の事業モデルや経営スタイルの変革が求められ、将来を長期的に予測し果敢に且つ俊敏に新しいビジネスモデルに挑むことが重要になります。企業の将来ストーリーを構築し、全ての経営資源を全社的視点から投入するCFOのリーダーシップがこれまで以上に期待されることは言うまでもありません。
コロナ禍における新しい行動様式の中、4日間のオンラインフォーラム形式にて今後の皆様の課題解決に向けた手掛かりをご提供させて頂くとともに、ネットワーキング構築の機会をご提供させて頂く予定です。
※9月8日開催のCFO X‼ は日本CFO協会創立20周年記念スペシャルイベントとして開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、「秋のスペシャルイベント CFO X!!」として開催することと致しました。CFO X‼の開催をはじめ20周年を記念する活動を充実させていく予定ですが、20周年記念イベント&懇親会は2021年度に延期させて頂きますことご了承ください。
基調プログラム
Keynote
基調講演・パネル・対談
有識者や経営者・CFO、財務幹部の意見や経験を共有し、ポスト・コロナ時代に求められる深い洞察を持ちましょう。
Session
専門テーマ・課題解決
CFO機能変革に求められる、経営管理や経理・財務部門の様々な課題解決へのヒントをつかみましょう。
※視聴者はご自身の映像(ビデオ)・音声はOFFでご参加いただきます(質問はテキスト入力にて受付いたします)。
特別プログラム
Networking
グループ討議・意見交換
同じ悩みや課題を抱える社外の仲間との意見交換の機会です。オンラインでのコミュニケーションや意見発信も体験します。
※参加者はご自身の映像(ビデオ)・音声をONにしてご参加ください。
日時 | 2020年9月8日(火)~9月11日(金) |
形式 | ZOOMを使ったオンラインウェビナー形式 |
対象 | 日本CFO協会会員、企業の経理・財務・経営企画等コーポレート部門の皆様 |
■ 参加者プロファイル
■ プログラム
8日(火)
13:00 – 13:20 | オープニング 藤田 純孝 谷口 宏 |
---|---|
13:20 – 15:00 Keynote 獲得コイン +5 |
日本企業のガバナンスと経営者の責任 20世紀末に露呈した日本企業の国際競争力の低下と企業不祥事からの脱却を目指した、企業の健全な規律づけと持続的な繁栄のための21世紀以降のガバナンス議論を概観するとともに、企業経営者が果たすべき責任について検討することとする。その際、わが国の株式会社における3つの機関設計における課題、内部統制報告制度に関する問題、および、「コーポ―レートガバナンス・コード」の問題点等について考察することで、企業経営の望ましい在り方について検討する。加えて、不祥事が露呈した場合の経営者としての対応措置についても、指摘することとする。 八田 進二 氏 |
(14:10 – 15:00) |
対談: |
15:10 – 16:00 Session 獲得コイン +10 |
企業価値と持続的成長の維持のために 改訂コーポレートガバナンスコードも定着期にうつり、財務資本や非財務情報の継続的な把握が重要となっている。資本コストに見合うリターンを組織として継続するためには、情報の粒度や精度や頻度を議論し、アカウンタビリティに見合う透明性の継続的な確保が課題となっている。日本型組織でもCFOを支えるFP&Aの貢献が期待されており、本セッションではテクノロジベンダの観点からその課題と実現例を考える。 篠原 史信 氏 |
16:00 – 16:50 Session 獲得コイン +10 |
財務管理業務デジタル化の課題について 本邦事業法人を取り巻く経営環境は益々グローバル化し業務が複雑化している。コロナ禍の今、DX対応やテレワークが求められる一方、人口動態・社会構造が大きく変革するなかM&A案件により子会社や海外支店が増加し資金管理のデジタル化ニーズが高まってきている。新しいテクノロジーを導入することによる資金管理業務効率化、リスク管理、ガバナンス強化実現等の経営課題に対し、本邦でもSWIFT接続を伴うTMS導入や、ERPから取引銀行に送金指図を行う事例などが出来てきた。一方、デジタル化に伴う新たな課題も明らかになってきている。この状況を踏まえ、本講演では40年以上もの間主に金融機関向けに送金業務のデジタル化を支援し続けているスイフト・ジャパンより、新しいSWIFTプラットフォームの概要、財務管理業務DX化の要諦ついてのポイントを分かり易くご説明し、先行事例に基づく課題共有を行うことで財務管理業務効率化の知見をご提供したい。 原口 義治 氏 |
17:00 – 19:30 Networking 獲得コイン +10 |
CFOの果たすべき役割、 企業が自己改革(新陳代謝)を進めることは大変難しく、特にこれまで自負をもって事業に取り組んできた人たちの意識、行動を変えることは簡単なことではない。よってCFOが企業改革のリーダーシップを果たすためには何か「武器」を身に着ける必要があるだろう。 小口 正範 氏 進行: |
9日(水)
10:30 – 12:00 Keynote 獲得コイン +5 |
会計監査の課題と改善へのアクション 日本CFO協会は、2020年1月から2月にかけて実施した『日本企業の会計監査に関する意識・実態調査』の分析概要を、2020年4月に機関誌『CFO FORUM』に掲載し、日本公認会計士協会や大手監査法人と意見交換を行ってきた。今回は、実態調査の詳細(監査法人別・部課長クラス別など)を解説し、監査サイドがこの問題をどのように受け止めているのかについてもお話し、参加された皆さんからのご意見やご質問にお答えし、会計監査の改善につなげていきたい。 中田 清穂 氏 |
---|---|
12:10 – 13:00 Session 獲得コイン +10 |
New Normal時代を生き抜くための経営管理の最適化 ビジネスにおけるDXの取組の加速、コロナ禍によるビジネスのパラダイムシフト、リモートワーク主体の働き方へのシフトなど2020年は大きな変化の年となっている。企業そのものが著しく変化していく中で、経営管理に求められる要素や優先度も変わってきている。本セッションでは、このような環境の中で、確固たる経営を実践し変化に適応するための経営管理のあり方について紹介したい。 野瀬 裕太 氏 下山 慶太 氏 松下 直生 氏 |
13:00 – 13:50 Keynote 獲得コイン +5 |
投資家とのエンゲージメントー求められる経営の進化とESGの視点 コロナ渦には「もともと存在した問題や方向性を深刻化、加速化させる」性質があるようだ。ESGへの取組も、単なる綺麗ごとではなく経営の本流として加速していくであろう。企業が長期に繁栄するために、社会的価値と経済的価値とのバランスをどう取るという重要な経営課題に率先して取り組み、投資家やその他利害関係者を納得させながら企業を主導する経営者の役割は益々重くなるであろう。これからの時代の経営者、そしてそれを支える本社のあり方について具体的に考察する。 松田 千恵子 氏 |
13:50 – 15:20 Keynote 獲得コイン +5 |
見えない価値を見える化する IIRC-PBRモデルの訴求 講演者のサーベイによれば世界の投資家の75%は日本企業に対して「ESGと企業価値の関係性を示してほしい」と要望している。IIRC-PBRモデル、実証研究の裏付け、統合報告による開示、エンゲージメントの4つのトータルパッケージで市場の信認を得ることがその解になる。そして今般、講演者はおそらく世界で初めて、1企業(エーザイ)のESGと企業価値の関係性を重回帰分析で証明して、自らの著書およびエーザイの統合報告書で開示したので、その概要を発表する。 柳 良平 氏 |
(14:40 – 15:20) |
対談: |
15:30 – 16:20 Session 獲得コイン +10 |
待ったなし、今こそ取り組むべき 現在、財務部門ではコロナ環境下での業務のリモート化、重要度が増す資金の可視化や資金繰りへの対応、そしてますます巧妙になるBEC(ビジネスEメール詐欺)への対応に追われている。一方でIT部門においては、ERPの更改期限となる2027年までに経理財務システムのマイグレーションが必須となる。今こそ、財務部門とIT部門が連携し、業務のシステム化、デジタルトランスフォーメーションに取り組むべきタイミングである。本セッションではこれらの課題をどのように解決していくべきかその方法についてお話をしたい。 小松 新太郎 氏 吉田 英樹 氏 |
16:20 – 17:10 Session 獲得コイン +10 |
マネーフォワード経理責任者が語る! マネーフォワードの管理部門が約半年取り組んだテレワーク決算のポイントや10月の電帳法改正を受けた運用方針について率直にお話したい。 松岡 俊 氏 今井 義人 氏 |
17:20 – 19:30 Networking 獲得コイン +10 |
ポストコロナ時代のビジネスリーダーへの挑戦 コロナを契機にSDGsの流れが世界的に加速している状況で、企業の在り方や社会との関係、その中で求められる経営が変わっている。スリーエムジャパン社長の昆 政彦氏をお迎えし、企業経営のコアを成すコーポレート機能のあるべき姿を横断的にとらえ、コーポレート部門がこれからいかにあるべきか、また、その中で自らがどのような変革に向けたリーダーシップを発揮していくべきなのか、参加者の皆様と議論しながら明日からの具体的アクションにつながる手がかりをご提供したい。 昆 政彦 氏 |
10日(木)
10:30 – 12:00 Keynote 獲得コイン +5 |
持続的な企業価値向上と人的資本 企業を取り巻く事業環境は、現下のウィズコロナの状況を含め、非連続的かつ変化し続けることへの対応が求められる状況になっている。こうした中で、経営戦略と人材戦略をどう適合させるか、経営陣CEO、CFO、CHROの連携の重要性が増している。また、中長期的な企業価値向上の観点から、人材戦略について、取締役会が果たす役割、投資家との対話などが、より一層鍵になってくる。経産省では、こうした点について、企業の経営陣、機関投資家等の方々との議論を重ねてきた。その議論のポイントや今後の方向性等について、本講演でお話ししたい。 能村 幸輝 氏 |
---|---|
(11:20 – 12:00) |
対談: |
13:00 – 13:50 Session 獲得コイン +10 |
DX推進に向けたIT投資マネジメントの実態と AWSは2020年3月から4月にかけて、日本CFO協会と共同で、「DXの推進およびIT投資マネジメント」をテーマとした調査をCFOをはじめCFO組織の幹部の方々を対象に実施した。その結果から浮き彫りとなった、現状のIT投資の意思決定プロセスへの課題と、その課題に応えるAWSを初めとしたパブリッククラウドへの期待をご紹介するとともに、ITシステムのパブリッククラウドへの移行を検討する際の投資計画の考え方をご紹介する。 藤本 剛志 氏 松尾 健一 氏 |
13:50 – 14:40 Session 獲得コイン +10 |
|
15:00 – 15:50 Session 獲得コイン +10 |
ポストコロナの成長ロードマップ実現のためのIT投資 いまやCFO(最高財務責任者)の役割も変化し、CEOやCIOと共に経営課題に向き合い、財務面から企業を成長させていく戦略的な役割を求められているのではないだろうか。ビジネスの第一の目標は成長であり、今、回復も求められている。この成長と回復のためにはイノベーションとITへの投資が不可欠である。わかりにくいITコスト構造への理解に加え、不要不急なコスト削減方法、そして、人的なリソースを最適化したデジタル投資の継続など、企業の優先事項である成長分野へのIT投資について、お話させていただく。 脇阪 順雄 氏 |
18:00 – 20:00 Networking 獲得コイン +10 |
パラダイムシフトで働き方をどう変えていくか コロナ禍によって、企業人の働き方のみならず人々の消費行動や価値観などさまざまな局面で価値観が大きく変わっている。 ピョートル・フェリクス・グジバチ 氏 |
11日(金)
10:00 – 12:00 Keynote 獲得コイン +5 |
日本企業におけるFP&Aの機能強化に向けた課題と可能性 FP&Aフォーラム・オンライン2020 Day3では、事業部レベルにおけるFP&Aの「ビジネスパートナーとしての役割」と必要とされる能力・スキルを紹介した。今回は、財務マネジメントサーベイ「FP&A(経営・事業の企画管理)機能の強化に向けた実務面の課題を考える」からの報告を基に、本社レベルにおけるFP&Aの「マネジメントコントロールシステムの設計者及び運営者としての役割」とその機能強化に向けた課題と可能性を考える。 パネリスト(ご氏名50音順) 青木 伸大 氏 中田 淳 氏 本田 仁志 氏 三木 久生 氏 モデレーター 石橋 善一郎 氏 |
---|---|
12:10 – 13:00 Session 獲得コイン +10 |
待ったなし!請求書電子化の最新動向 コロナへの備えとして業務のテレワーク対応が求められているいま、経理部門のDX化も加速している。また、「電子インボイス推進協議会」も立ち上がり、23年インボイス制度に向けて環境整備が進んでいる。かかる状況下、CFOはどのような未来像を描くべきなのか、そのためにはまず何からはじめるべきなのか、急速に普及しつつある電子請求書の「今」と「これから」を語りたい。 中島 健 氏 |
13:00 – 13:50 Session 獲得コイン +10 |
Post COVID-19における経営管理の在り方 COVID-19は世界中の経済活動、企業活動に大きなインパクトを与えている。グローバル経営を推進する企業においては、各国・各地域の状況を見ながら従業員の健康に配慮しつつ業績維持・向上を図る難しいかじ取りが求められている。本講演では、Post COVID-19におけるグローバル経営のポイントを踏まえた経営管理の実現ステップと経理財務部に求められる役割について具体的方法を解説したい。 沼田 大輔 氏 |
13:50 – 14:40 Session 獲得コイン +10 |
AIの導入で変わる経理のミライと、Remotaの導入メリット 日本CFO協会が6月に実施した経理の実態調査によると、リモートワークの最も大きな阻害要因は”取引先からの請求書が紙”であることだった。この課題を解決するソリューション「Remota」をファーストアカウンティングでは提供している。取引先から請求書が添付されたメールを転送するだけ、AIが請求書をデジタル化し、自動で仕訳を行い、ERPや会計ソフトに自動入力まで行う。このセッションでは、「Remota」の導入の効果について、株式会社コンカーと株式会社セゾン情報システムズとパネル形式でご紹介したい。 内山 智之 氏 柏原 伸次郎 氏 森 啓太郎 氏 |
15:00 – 16:45 Keynote 獲得コイン +5 |
決算・監査・決算発表を完全リモート化 コロナ禍において多くの企業がリモートワークの導入に舵を切った。しかしながら経理業務のリモートワーク化には課題も多く、経理担当者が出社を余儀なくされる状況も数多く見られた。 本講演では、withコロナ/afterコロナも見据えての経理業務のリモートワーク化をテーマに、決算・監査・決算発表を完全リモートで実施したグリー社の取り組みをご紹介したい。 大矢 俊樹 氏 木村 元宣 氏 田中 大輔 氏 |
(15:50 – 16:45) | |
17:00 – 19:30 Networking 獲得コイン +10 |
リモート決算・リモート経理の実現を目指して 前セッションにて議論した「リモート決算・リモート経理」を実現するためのポイントや課題を振り返り、高付加価値型機能へのワンステップとしてどのようにリモート体制を実現させていくか、参加者の方々と共に考えるプログラム。参加者の方々からより多くの現場における課題をご提供頂き一緒に議論を深めていくことで、コーポレート部門の課題、さらには高度化を妨げる様々な外的要因の解消に向けて必要なことを考える。 ゲスト: 大矢 俊樹 氏 木村 元宣 氏 田中 大輔 氏 パネリスト(ご氏名50音順) 日下部 淳 氏 最勝寺 奈苗 氏 進行: |
※注意:プログラムの内容は事前のご案内なく変更となる場合がありますことをご了承ください。
■ スポンサー
リード・スポンサー
プラチナ・スポンサー
ゴールド・スポンサー
■ 参加費(税別)
基調プログラム
4日間パスポート販売期間:9月4日(金)まで
4日間パスポート | 会員(個人会員・法人会員) | 一般 |
---|---|---|
8,000円 | 16,000円 |
※4日間パスポートをご購入された方は、オンライン・フォーラム終了後にオンデマンド配信にて動画を視聴いただけます。
視聴可能期間:~2020年12月31日まで
4日間パスポートのお申込み受付は終了いたしました。
1DAYチケット販売期間:~開催前日まで
1DAYチケット | 会員(個人会員・法人会員) | 一般 |
---|---|---|
3,000円 | 6,000円 |
1DAYチケットのお申込み受付は終了いたしました。
特別プログラム
4日間パスポート販売期間:9月4日(金)まで
4日間パスポート | 会員(個人会員・法人会員) | 一般 |
---|---|---|
8,000円 | 16,000円 |
※4日間パスポートをご購入された方は、オンライン・フォーラム終了後にオンデマンド配信にて動画を視聴いただけます。
視聴可能期間:~2020年12月31日まで
4日間パスポートのお申込み受付は終了いたしました。
1DAYチケット販売期間:~開催前日まで
1DAYチケット | 会員(個人会員・法人会員) | 一般 |
---|---|---|
3,000円 | 6,000円 |
1DAYチケットのお申込み受付は終了いたしました。