デジタルテクノロジーの進化、新興国市場の拡大、地政学的リスクの高まりといった激変する経営環境を戦い抜かねばならないことに加え、持続可能性(サステナビリティ)、社会課題の解決、環境や人権といった広範で多角的な視点も不可欠となる、いわゆる「最高の経営」が求められる時代に入りました。

最高の経営を目指すためには、企業の将来を左右する重大な意思決定に関与し、CFO、CHRO、CLOといったコーポレート・エグゼクティブが互いに連携し、コーポレート機能が全社的見地から発揮されることが重要であります。

そのためには、経営企画、経理・財務、人事・総務、法務といったコーポレート部門の方々が、それぞれの職能部門にとどまることなく、コーポレート機能横断的な視点から全社経営をとらえ、経営を支えていくことが不可欠です。

日本CFO協会、日本CHRO協会、日本CLO協会の3団体が主体となり、コーポレート横断的に今後の経営課題を見つめ、改革に向けた手がかりを見つけていただくとともに、他社の他部門の方々との幅広い交流や意見交換の場をご提供させていただくことといたしました。

特徴

■コーポレート機能横断的な視点から全社経営を考える機会を提供します。

経営企画、財務、人事、法務といった職能別の業務課題から離れて、コーポレート機能横断的な視点で、全社経営を考える機会となります。

■多様な業種・業態のコーポレート部門中堅幹部との交流・人脈形成

多様な業種・業態のコーポレート部門における様々な職種の方々との交流・人脈形成は、自社のコーポレート部門全体の課題を客観的にとらえる機会となります。

■知見の深い経営者やCXOとの交流による質の高いフィードバック

経営実践の最前線の経営者との交流やフィードバックにより、多くの気づきを得る機会となります。

日本CFO協会、日本CHRO協会、日本CLO協会の3協会が共同で発行する
コーポレート機能強化に関する最新書籍「最高の経営を目指して!」が
好評発売中です。各章のエッセンスを本セッションでもご紹介しています。
詳細はこちら

● 概要

日時 2023年12月20日(水)(15:30~20:30 開場:15:00)
会場 紀尾井カンファレンス
東京都千代田区紀尾井町1番4号
» 地図
対象 経営企画、経理・財務、人事・総務、法務等のコーポレート部門の幹部・管理職
※CFOフォーラム・ジャパン、CHROフォーラム・ジャパン、CLOフォーラム・ジャパンの
 申込者のみご参加ができます。
人数 300名

● 参加者プロファイル

» 参加者プロファイルはこちら

● プログラム概要

15:30~15:40

オープニング

谷口 宏
一般社団法人 日本CFO協会 専務理事 事務局長
一般社団法人 日本CHRO協会 専務理事 事務局長
一般社団法人 日本CLO協会 専務理事 事務局長

» プロフィール

15:40~16:40

基調対談

「コーポレート・エグゼクティブがリードする未来の経営」

石野 博
日本板硝子株式会社 独立社外取締役 取締役会議長
元関西ペイント株式会社 代表取締役社長

» プロフィール

日置 圭介
コーポレート・エグゼクティブ・フォーラム
シニア・エグゼクティブ
re-Designare合同会社 代表

» プロフィール

16:55~17:40

Professional Session 1(3会場)

セミナールームB

人的資本経営と人事の未来

人的資本経営とは現在・将来の企業が置かれた状況を適切に認知・予見したうえで、持続可能な価値向上に向けた施策を打ち出すことに他ならない。経営戦略・事業戦略と人事戦略を連動させつつ、人的資本の情報開示にどのように対応してゆくかが重要になる。本講演では人的資本経営の実践に向けた諸課題の共有と、それをリードする人事部門の未来像について概説する。

大池 一弥
KPMGコンサルティング株式会社
執行役員 ピープル&チェンジ統轄パートナー

» プロフィール

セミナールームC

財務DXのグローバル最新トレンド

財務DXのグローバルトレンドに焦点を当て、CFO及び財務部長の方々に最新の情報と洞察を提供。デジタル変革が財務業務に与える影響や、流動性の予測、サプライチェーンファイナンス、為替エクスポージャー管理などのテクノロジーを活用した、長期資金予測の実行、運転資金の最適化など、いかなる環境にも適応できる強固な財務組織への変革や、2025年11月までに対応が求められる外国送金のISO20022移行についてもご紹介する。

下村 真輝
キリバ・ジャパン株式会社 ディレクター
トレジャリーアドバイザリー

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セミナールームD

戦略的パートナーとして、未来志向の戦略を実現:
最新デジタル技術を活用したファイナンス部門の
目指すべき姿
~オラクル自身の変革事例~

オラクルはここ数年で事業構造と同時に業務オペレーションを大きく改革している。人材への投資、業務プロセスの再構築、そしてクラウドの活用を軸として、全社的かつ世界的に進めたDXは、日本オラクルと日本のファイナンス部門にどのような価値をもたらしているのか。ファイナンス部門はどのような改革を実施し、役割はどのように変化しているのか。オラクル自身の取り組みと成果、そして今後の展望をご紹介する。

西山 哲平
日本オラクル株式会社 執行役員 ビジネスファイナンス

» プロフィール

17:55~18:40

Professional Session 2(3会場)

セミナールームB

「社会課題解決×人材育成」の新たなカタチ
~企業と若者が人口4200人の町「うらほろ」に集まる理由~

北海道・十勝にある人口4200人の町”浦幌町”。いまこの町が”持続可能な地域モデル”として注目を集めている。その理由の1つが「企業×地域の協働」がどこよりも進んでいること。本講演では、①新事業創出の可能性検討をする協業・協働モデル、②若手から経営層まで幅広い人材育成の場という2つの観点から、これまでにはなかった地域を捉える発想とイメージをお持ちいただけるような実例を紹介する。

近江 正隆
一般社団法人十勝うらほろ樂舎 代表理事

» プロフィール

セミナールームC

旭化成の経理DXの推進と求められる経理人材

2023年4月の「SAP S4/HANA」への移行に向けて自社独自のシステムを廃止し、加えてコロナ禍で急務となったリモート決算に対応するため、決算業務プラットフォーム「BlackLine」を導入した旭化成株式会社。本セッションでは、現在さらなる業務の効率化・高度化に向けた挑戦をされている同社の三嶌氏が、システム刷新や導入の効果はもちろん、経理改革の進め方や今後求められる経理人材像について解説する。

三嶌 晴志
旭化成株式会社 経理・財務部 税務室長 リードエキスパート

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宮﨑 盛光
ブラックライン株式会社 代表取締役社長

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セミナールームD

グローバル化におけるガバナンス経営
~海外子会社を包括した企業統治のリアルと改革案・DX が切り拓く道:
 グローバルコンプライアンス時代の挑戦と解決策~

グローバル化の潮流において、企業経営は如何にして海外子会社のガバナンスを確立し、DX戦略を遂行していくべきか。本講演では、株式会社経営共創基盤(IGPI)共同経営者(パートナー)、シンガポール取締役CEO 坂田幸樹氏と西村あさひ法律事務所パートナー弁護士 鈴木多恵子氏をお招きし、経営戦略とリーガルの視点から海外ビジネスにおける課題と解決策についてアプローチ。トークセッション形式で、ガバナンス経営の在り方について議論を深めたい。

吉川 真実
株式会社Glocalist 代表取締役CEO

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坂田 幸樹
株式会社経営共創基盤(IGPI) 共同経営者(パートナー)
IGPIシンガポール 取締役CEO

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鈴木 多恵子
西村あさひ法律事務所 東京事務所
パートナー インドプラクティスパートナー

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19:00〜20:30

懇親会 Executive Reception

畳を後世に、畳を世界へ

ゲスト講師

久保木 史朗
有限会社久保木畳店
専務取締役

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※注意:プログラムの内容は事前のご案内なく変更となる場合がありますことをご了承ください。

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