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エグゼクティブフォーラム 特別号 グループ経営管理強化とCFOによるITマネジメント

 

概要:

「グローバル化」は企業の規模を問わず、我が国企業最大の経営課題に違いありません。特に新興国など新しい成長市場を狙いとした世界経営へと踏み出さざるを得ない日本企業の経営を支援するためには、長らく続いてきた単体経営を前提とした経営管理体制から脱却し、グループ経営の強化を図ることが重要です。今回のエグゼクティブ・フォーラムでは、経営ビジョンや戦略を徹底するための体制づくりや、戦略の実践手法、さらには人材育成についてなど当該分野の専門家をお迎えして、企業の経理・財務部門が何をするべきか皆さんとともに考えたいと思います。

開催日

2012年3月2日(金) 14:00 〜 17:00 (13:30 開場)

主催

日本CFO協会

協賛

日本マイクロソフト株式会社

場所

都市センターホテル 706(東京都千代田区平河町2-4-1)

お申し込み

終了いたしました。

プログラム内容

こちらを 印刷してご使用ください。

ご注意事項

テープレコーダーなどの記録機器の持ち込みはご遠慮ください。
テキスト、資料等は当日会場お渡し致します。
参加者以外の方にはお頒け致しません。
参加される方のご都合の悪い場合は、代理の方のご出席をご考慮願います

 


PROGRAM

14:00 〜 14:40

(40分)

経営のグローバル化に対応したHPのオペレーションモデルの変革

HPではFull Portfolioラインアップの強みを生かし、日々変化するお客様のニーズに迅速に対応できる瞬発力のある組織を目指しています。そのためにHPでは、常に立ち止まることなく自らの変革を続けています。

本セッションでは、HPのグローバルビジネス戦略をご紹介するとともにグローバル経営の中枢となる経理オペレーションについて、プロセスセンターの統合化、デリバリーモデルの標準化など、究極の効率化をめざして実施してきた変革の道筋をご紹介します。


伊藤 孝 (いとう たかし)氏
日本ヒューレット・パッカード株式会社 取締役常務執行役員 管理統括
ご略歴
中央大学経済学部卒業後、24年にわたり日本IBMに勤務。2年間のニューヨーク勤務を含め、税務や経理、計画管理の分野でのマネージメント職を歴任後、2009年2月に日本HPに入社。
執行役員 テクノロジーソリューショングループ経理本部長を経て、2010年6月経理、税務、グローバル購買、グローバルReal Estate、安全保障貿易管理、グローバルITなど幅広い組織を統率する管理部門のリーダーである管理統括(ジャパンコントローラー)となる。2011 年1月より現職。

14:40 〜 15:20

(40分)

在外子会社のマネジメントとグローバル人材育成

日本企業にとって、グローバル化は今や避けて通れない課題であり、その取組の中心をなすのが海外における子会社管理、ひいてはグループ経営の充実とグローバルに活躍できる人材の育成です。
然るに、多くの企業は焦燥感を募らせながらも思うような成果を挙げることができていません。何がネックとなっているのでしょうか。複雑に絡まる課題を整理し、具体的な取り組みについて実例も豊富に用いながら考察いたします。

松田 千恵子 (まつだ ちえこ)氏
首都大学東京大学院 社会科学研究科経営学専攻 教授
日本CFO協会 主任研究委員
ご略歴
株式会社日本長期信用銀行にて国際審査、海外営業等を担当後、ムーディーズジャパン株式会社格付アナリストを経て、株式会社コーポレイトディレクション、ブーズアンドカンパニー株式会社でパートナーを務める。
2006年よりマトリックス株式会社を設立、経営コンサルティングや財務・組織関連アドバイザリーに注力している。
2011年より現職。著書「グループ経営入門」(税務経理協会)、「成功するグローバルM&A」(中央経済社)等多数。 東京外国語大学外国語学部卒、仏国立ポンゼ・ショセ国際経営大学院経営学修士

15:40 〜 16:20

(40分)

施策投資予算・投資パフォーマンス管理の一元化による戦略的グループ経営基盤強化

グローバル経営の状況下では、時差や物理的な拠点間の距離の他、価値・文化・市場・ビジネス慣習の違い等、様々な「違い」が生み出す複雑性と混沌と向き合う必要が生じます。
これらの「違い」を勘案しながら複雑性と混沌とをコントロールし、企業リソースを効果的かつ効率的に投資するためには、施策が企業戦略に沿っており、またそれが誰の目にも明確である必要があります。
さらに、これらの複雑性と混沌を乗り越え、調和的にビジネス活動が行われるためには、適切なプロセスと、インプットおよびアウトプットがうまく定義され、周知されていなければなりません。
本セッションでは、アビュータス・ソリューションズ株式会社が一貫した整合性をもつ企業戦略・施策(イニシアチブ)・プロジェクト、およびパフォーマンス測定とそのプロセスにおける財務部門の役割について提案・解説いたします。

神崎 和美 (かんざき かずみ)氏
アビュータス・ソリューションズ株式会社 シニア・コンサルタント
ニューヨーク州立大学アルバニー校卒業後、マギル大学 MBA ジャパン プログラム 卒。MBA。マイクロソフト認定技術者。
ご略歴
三菱自動車工業株式会社、TNTエクスプレス ジャパン 等を経て現職。 ITや製造業等、様々な業界におけるIT戦略とIT組織管理、エンタープライズ・プロジェクト管理等の分野が専門。
2011年9月、プロジェクト、プログラム、ポートフォリオにおける財務管理に関するホワイトペーパーをローカライズ。 (http://www.microsoft.com/japan/project/2010/finace_whitepaper.aspx
アビュータス・ソリューションズ株式会社について:
カナダおよび日本で事業を展開する、独立系コンサルティング会社。マイクロソフト認定ゴールドパートナー。
ビジネス上の価値を主眼においた、人・組織、プロセス、ITシステムを包含したビジネスソリューションの導入・展開を得意とする。
プロジェクトとプロジェクト・ポートフォリオ管理の分野において2011年12月にマイクロソフト・カナダ “Project and Portfolio Management Partner of the Year” を受賞。

パネル

ディスカッション

16:20〜17:00

(40分)

グローバル経営管理の強化とその課題

パネリスト
伊藤 孝氏
松田 千恵子氏

モデレータ
神崎 和美氏

お問い合わせ
エグゼクティブ・フォーラム事務局(日本CFO協会事務局内) 
東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル2F
03‐3556‐2334 seminar@cfo.jp

●過去の情報

» グループ経営管理強化とCFOによるITマネジメント(2011年9月12日開催)