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2018年6月、メルカリが上場。その時価総額は一時、7,000億円を超え、日本のスタートアップの新時代の到来を感じさせる、エポックメイキングな出来事でした。

近年、日本国内のスタートアップでも、数十億円を超える大型の資金調達が目立ちます。また複数の起業経験を持つ、「シリアルアントレプレナー」と呼ばれる起業家も増えてきました。しかし、アメリカや中国のスタートアップシーンの活況と比較すると、質・量ともに、日本市場はまだまだ成長期とは言えません。

特に「ユニコーン」と呼ばれる時価総額1000億円を超える非上場企業の数においては、日本は米・中両国の後塵を拝しています。政府や自治体による起業支援制度も以前より充実してきてはいますが、肝心の起業マインドを持つ人材の多くはいまだ大企業に留まっており、スタートアップに興味を持ちつつも大きな一歩を踏み出しきれずにいる、というのが実情ではないでしょうか。

日本経済の成長に向けて、メルカリのようなメガベンチャーをこれからも生み出し続けるためには、何が必要なのか。日本にはどのような成長機会があり、そこにどのように資金と人材を投入すればうまくいくのか。「カネ」がなければ成長できない、「ヒト」がいなければ成長する意味がない。

昨年の第1回に続き、第18回CFOフォーラム・ジャパン2018の特設イベントとして、第2回ベンチャーCFOフォーラム・ジャパンを開催いたします。新進気鋭の起業家を招き、日本のスタートアップシーンをもっともっと盛り上げるために、起業をめぐる「『ヒト』と『カネ』の生態系を考える」をテーマにディープなディスカッションを進めます。ふるって、ご参加ください。

■ 概要

日時 2018年12月12日(水)17:10-18:30 (開場16:40)
※12:05から開始されるCFOフォーラム・ジャパンのプログラムへのご参加も可能です。
場所 経団連会館 経団連ホール南
東京都千代田区大手町1-3-2  TEL: 03-6741-0222
定員 100名
対象者 ・ベンチャー企業のCFOの方
・ベンチャー企業のCFOを目指す方
・企業で新規事業に携わる方
※お申込み多数の場合、30代までの中堅・若手の方で実際にCFOを担当される方に優先的にご参加頂く予定です。
参加費(税別)
  通常価格  特別ご優待価格(※)
会員 5,000円 3,000
一般 6,500円 4,500

懇親会費用含む。

特別ご優待(※)
併設している第18回CFOフォーラム・ジャパン2018の協賛企業にご登録された情報をご提供することに
「同意」頂ける方は以下の「特別ご優待キャンペーンコード」をお申込みの際にご入力いただくと、
上記の通り参加費が2,000円割引となります。
特別ご優待キャンペーンコード1862612CJ

プログラム概要 「スタートアップ:「カネ」と「ヒト」の生態系を考える」

●パネリスト(ご氏名50音順):
朝倉 祐介 氏(シニフィアン株式会社共同代表)
志水 雄一郎 氏(フォースタートアップス株式会社 代表取締役社長CEO)

●モデレータ:
新村 和大 氏(一般社団法人スタートアップ・リーダーシップ・プログラム・ジャパン 代表理事/
株式会社コードタクト 取締役 最高財務責任者(CFO)/多摩大学大学院 客員教授等)

満員御礼

お申込み受付は終了致しました。

■ プログラム

12:05から開始される午後のセッションへのご参加が可能です。セッション詳細はこちらをご覧ください。

12:05-12:20 ランチョンセッション
ご参加者特典(二階席での傍聴参加・昼食なし)
 

BtoB ECで働き方改革!
~EC化がもたらす生産性向上とコスト削減~

アマゾンジャパンでは、2017年9月にビジネス向けの新たなサービス、「Amazonビジネス」を開始した。アマゾンの、品揃え、価格、利便性という3つの特徴を踏まえつつ、ビジネス用途として、承認フローや請求書払いなどの各種機能をご用意した。本講演では、「Amazon Business」を利用することで、どのようなメリットがあるのかについてご紹介する。

小野田 哲也
アマゾンジャパン Amazon Business事業本部 営業部長 工学博士

» プロフィール

12:20-12:25

事務局報告

12:25-13:05 ランチョン・スピーチ
ご参加者特典(二階席での傍聴参加・昼食なし)
 

ランチョン・スピーチ

日本企業再生のための人財戦略と真の「働き方改革」

労働人口の減少が懸念される中、日本企業が持続的に発展するためには仕事の質と生産性を高めていくことが必要不可欠だが、働き方改革も思うような成果を上げることができていない企業が多くあるのが実情である。SCSK株式会社において既に働き方改革をはじめとした企業改革を成し遂げたことでメディアでも多くとりあげられた中井戸信英氏をお迎えしたい。
中井戸氏は、経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄」「なでしこ銘柄」に2年連続して認定されるとともに、日本経済新聞「人を活かす会社」調査総合ランキングにおいても2年連続1位を獲得、さらには、こうした取組が女性活躍においても顕著な実績につながり、2015年度女性が輝く先進企業表彰において「内閣総理大臣表彰」受賞するなど、働き方改革に係る取組においてめざましい実績を残している。

中井戸 信英
一般社団法人日本CHRO協会 理事長
元SCSK株式会社 代表取締役会長
元住友商事株式会社 代表取締役副社長

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13:20-14:10 分科会2:プロフェッショナル・セッション <2会場(各会場定員 140名)>
ご参加者特典(ご参加特典としてセッションに参加できます)
経団連ホール北

CFOが取り組むべき、国際・国内法務対策
~危機脱出のためのテクノロジー活用とトータルコストの管理~

米国を中心とした国際訴訟や、情報漏洩あるいは国内不正調査事案等が発生した場合、情報のデジタル化に伴い肥大化しているEメールや業務文書等の各種の電子データを、極めて短期間のうちに調査・分析・報告することが求められる。本セッションでは米国訴訟におけるE-DISCOVERYプロセスや国内の第三者委員会調査事案において、当社のAIを含む各種のテクノロジーを活用することでどのように危機的状況から脱出できたか、さらには、トータルコストをどのように抑制したのかをケーススタディを交えご紹介したい。

野﨑 周作
株式会社FRONTEO 執行役員 技師長

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経団連ホール南

経営に貢献するデータ活用
~価値を増やすDigital技術の使い方~

弊社のリサーチ(2018年)では、多くの企業がDigital技術を経営への情報提供等、“高度化”へ活用することを目指しているが、現状はRPAを中心とした作業の“省力化”にDigital技術の活用が進んでいる実態が明らかになった。一方で、先進企業では、数値データの扱いに長けた経理・財務部門が中心となり、財務情報・非財務情報を組み合わせて高度なデータ分析を開始している。直接的に価値を生むDigital技術の使い方について事例を交えながら説明する。

平松 隼
アビームコンサルティング株式会社 P&T Digitalビジネスユニット FMCセクター シニアマネージャー

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14:25-15:05 分科会3:プロフェッショナル・セッション <2会場(各会場定員 140名)>
ご参加者特典(ご参加特典としてセッションに参加できます)
経団連ホール北

攻めと守りの財務2018
サイバー犯罪から企業価値を守る財務プロセスは収益改善にも貢献する

昨今、ビジネスメールを初めとしたサイバー犯罪が高度化し、企業活動を脅かす事件が多発している。財務リスクのうち支払いに関する社内外の不正はCFOが取り組むべき大きな課題である。財務領域の積極的高度化は企業の収益改善と外的リスク排除に貢献すると弊社では考えている。財務プロセスを見直すことで企業の“お金”を守りどのように収益改善に貢献するかについてお話しする。

小松 新太郎
キリバ・ジャパン株式会社 代表取締役社長

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経団連ホール南

SSC/BPOにおけるデジタル活用事例

SSC(Shared Service Senter)/BPO(Business Process Outsourcing)では、ある程度、業務プロセスが集約化・標準化されているため、デジタル活用は非常に大きな効果が見込まれる。今回の講演では、デジタル活用の効果創出のために必要と思われる条件と、具体的な効果創出についての内容を他社事例を盛り込みながらご紹介する。

服部 伸一郎
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社 パートナー

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15:20-16:00 分科会4:プロフェッショナル・セッション <2会場(各会場定員 140名)>
ご参加者特典(ご参加特典としてセッションに参加できます)
経団連ホール北

パラダイムシフトするCFO:
金庫番から企業価値創出プロデューサーへ

弊社で実施したCFO Researchによると、好業績をあげている企業では、財務領域の総責任者であるCFOが、企業がデジタル化による破壊的変革を推進するためのデジタル投資を指揮し、投資に対する成果と影響を管理するという重要な役割も担うことが明らかとなった。経理・財務部門は、従来の定常業務の自動化に伴い、新しくよりやりがいのある仕事に集中できるようになり、データ分析から見えてきた課題に経営幹部と連携して取り組めるようになっている。 このセッションではグローバルカンパニーと日本企業の傾向を比較しつつ、その違いがどこにあるのか、違いの要因と対応を考察していく。

茶田 佳世子
アクセンチュア株式会社 通信・メディア・ハイテク本部 シニア・プリンシパル

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経団連ホール南

ファイナンス組織の将来像
~将来環境から導き出す進化の方向性~

政治・経済・社会・技術などあらゆる環境がダイナミックに変化し続ける中、自社が勝ち残り続けるためにファイナンス組織は何をすべきか?2030年の将来環境想定から、ファイナンス組織が果たすべき役割、進化の方向性を導き出す。また、ファイナンス機能の進化につながる一例として、ビジネスモデルの変化を促進する経営管理の在り方について、事例を交えて考察を行う。

友野 敬介
デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

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16:15-16:55 分科会5:プロフェッショナル・セッション <2会場(各会場定員 140名)>
ご参加者特典(ご参加特典としてセッションに参加できます)
経団連ホール北

バリューチェーンのデジタルトランスフォーメーション
成功のための要諦

デジタル化により急激に変化する社会・経済情勢に応じて、自社を如何に上手くデジタルトランスフォーム(DX)するか、その成功のための要諦についてご説明する。・DXを成功させるためのガバナンスとCFOが果たすべき役割 ・デジタル化するビジネスのグローバル管理態勢の再構築 ・キーとなる人財とそれを活かすための経営管理 等

宮村 和谷
PwCあらた有限責任監査法人 パートナー

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経団連ホール南

事業投資のリスク低減とコーポレートガバナンス

企業の持続的成長達成のために、事業投資におけるリスクテイクが求められている。更に、経営陣幹部による適切なリスクテイクを支える環境整備を行うことは、コーポレートガバナンス上、重要な取組となった。本講演では、コーポレートガバナンスコード基本原則3(適切な情報開示と透明性の確保)と4(取締役会の責務)と5(株主との対話)を実践する考え方とシステムについてご紹介する。

井上 淳
インテグラート株式会社 取締役 ビジネスシミュレーション事業部長

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17:10-18:30 スタートアップ:「カネ」と「ヒト」の生態系を考える
 

スタートアップ:「カネ」と「ヒト」の生態系を考える

日本経済の成長に向けて、メルカリのようなメガベンチャーをこれからも生み出すためには、どうすればよいか。日本にはどのような成長のオポチュニティがあり、そこにどのように資金や人材を投資すればよいのか。そして、スタートアップシーンの更なる充実に向けて、ヒトとカネの生態系をどのように構築すべきか。新進気鋭の起業家を招きディスカッションを行います。

●パネリスト(ご氏名50音順):

朝倉 祐介
シニフィアン株式会社共同代表
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学生時代に起業を経験。マッキンゼーのコンサルタントを経て、上場企業であるミクシィの代表取締役社長兼CEOを歴任。2018年に「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」を上梓。日本のスタートアップシーンに強い問題意識を持たれています。特にスタートアップの「カネ」の生態系について、お話いただきます。

志水 雄一郎
フォースタートアップス株式会社 代表取締役社長CEO
» プロフィール
スタートアップに特化した人材紹介を「成長産業支援ビジネス」と再定義。日本の人材のあり方、キャリア形成に強い危機感を持たれています。代表を務めるタレントエージェンシーは、多くの企業を支援しながら、みずからもスタートアップとして急成長を遂げています。特にスタートアップの「ヒト」の生態系について、お話いただきます。

●モデレータ:

新村 和大
一般社団法人スタートアップ・リーダーシップ・プログラム・ジャパン 代表理事
株式会社コードタクト 取締役 最高財務責任者(CFO)
多摩大学大学院 客員教授
一般社団法人日本CFO協会 主任研究委員
グロービス ファカルティ本部 主任研究員
» プロフィール

18:45-20:00 懇親会
 

ベンチャーCFOフォーラムご参加者のエリアを用意しますが、CFOフォーラム・ジャパンとの合同懇親会になりますので、ご自由にご移動頂き他のご参加者とも懇親の機会をお持ちいただけます。

満員御礼

お申込み受付は終了致しました。

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» 第1回ベンチャーCFOフォーラム・ジャパン

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