〔事例研究〕ポストM&Aデザイン

<クロスボーダーPMI再考:過去案件見直しを含むPMIのタイミングと手法>講座

成功する買収後の統合(PMI)には、ディールロジックに従った原理原則が存在します。 
しかしながら、具体的な統合プランを設計し、圧力をかけてこれを実行したものの、様々な事情で所期のシナジーを十分に実現できていない統合があるのも事実です。 
一方で、買収時に踏み込んだ統合の検討ができず、あるいは敢えてこれを行わずに、いたずらに時間が経過してしまっているケースも少なくないのではないでしょうか?

本講座のねらい

たとえ買収直後に統合作業を強行することが難しい場合でも、適切なガバナンスを確立することで、所期のシナジーを実現できる環境が整う迄の時間を確保することが可能です。
本講座では、過去の海外買収案件に時を経て訪れた統合チャンスを活かした事例に学ぶとともに、今後行う買収にその知見をフィードバックし、あるべき統合の早期実現のポイントを明らかにします。
経験豊かな講師との対話・ケース別演習を通じ、次のような疑問について理解を深めて頂きます。

講座の特徴

グローバル組織・人事統合マネジメントの第一人者である講師との対話形式!

シナジーの創出に向けた組織・人事統合マネジメントのスペシャリストとして、世界各地で実践されている高度なアプローチを活用しつつ、日本企業の実情に基づいたPMI支援をM&Aの最前線で提供してきた竹田氏。同氏がサポートする企業が直面した状況とその対処策に学び、また皆様の疑問をぶつけてみませんか?

ポストM&Aで悩みが集中するポイントへの示唆に富む、リアルな事例研究

演習の題材には、日本企業がM&A後にしばしば直面し、頭を抱えたり、手をこまねいてしまう状況として、「新規の買収企業の他、同業の子会社を抱えるが拙速に統合を進めるリスクはとり難い・・・」、「買収先の創業トップに頼らざるを得ないが、事業の将来を見据えた場合、いずれ経営体制の刷新が必要・・・」といったシチュエーションを取り上げ、有効な対処法や留意点について研究します。

募集概要

対象者 経営企画・経理財務部門や、事業企画部門などで買収先の業績・組織管理等を担当される方(過去に実施した買収でお悩みの方を含む)
現在又は今後、M&Aの買収作業、統合作業といった業務プロセスを担当又はサポートする可能性のある方
講師 竹田 年朗 氏  マーサー ジャパン株式会社
グローバルM&Aコンサルティング パートナー
株式会社大林組、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアット 、ベイン・アンド・カンパニーを経て現職。
日本企業の海外企業買収に対して、デュー・デリジェンスからPMIまで、幅広い支援を提供している。特に最近は、買収後のガバナンス・マネジメント体制の構築、組織統合、人事と戦略に関するグループガバナンスなどをテーマとしている。
» ご経歴詳細
日時 2016年1月19日(火) 12:45~16:45 (開場 12:20)
場所 Galleria 商. Tokyo (東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1F tel: 03-3216-5220)
定員 定員36名
費用
(全て税別・
1名様分)
34,000円 (提供図書を含む)
提供図書:「クロスボーダーM&Aの組織・人事マネジメント」(中央経済社、定価\3,000+税)
[ご優待・割引価格]        
個人会員(1割引)  30,600円    法人会員(2割引)  27,200円
※弊会主催 M&A部会メンバーの方には、上記ご優待価格からさらに特別割引をご案内させて頂いております。詳細は事務局までお問い合わせください。
» M&A部会の詳細はこちら
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