経理事務パスポート検定講座
e-ラーニングで学習する問題のサンプル
PASS3級
<経理入門(領収書の取扱い)>
問題
領収書への記載事項として、正しいものはどれか。
1.金銭受領日付は空欄でもよい
2.金額は空欄でもよい
3.相手先名は必ず「上様」とする
4.発行者の住所、会社名を記載する
- A)全て適切
- B)全て不適切
- C)1,2
- D)4
正解・解説
正解:D
領収書とは、代金の受取人が支払者に対して、何らかの対価として金銭を受け取ったことを証明するために発行する書類である。
領収書のない支出は会社の経費として認められない場合があり、税務調査で問題となり重いペナルティーである重加算税が課されることもありうる。
このように、とても重要な書類であるため、きちんとした形式で作成されていることが必要となる。まず、金額は必須である。金額が空欄では、実際の支払額が分からず経費の架空計上も可能となってしまい、領収書を発行する意味がない。経費負担者がはっきりとしている場合はその会社名(もしくは個人名)をしっかりと明記する。その際に、株式会社は㈱と略さずに書くこと。金銭受領日付、相手先の名前、但し書(取引内容)、金額、発行者の住所及び会社名は必ず明記する。
正解はDとなる。