概要
世界金融危機後5年が経過したが、未だに世界経済は完全に回復に向かったとはいえない状況が続いております。日本企業を取り巻く環境も年々厳しさを増し、内需の減少、世界での競争の高まり、TPP、FTAと次々と大きな課題を克服しなければ、成長どころか、生き残る事さえ難しい状況にあります。
本フォーラムでは、世界経済環境の変化をとらえ、日本企業のCFO、経営管理部門に求められる事、取り組むべき課題について考えていきます。
開催日 | 2014年3月6日(木) 9:00 ~ 12:00 (8:30 開場) |
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主催 | 日本CFO協会 |
協賛 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
場所 | ホテルニューオータニ 翠鳳 東京都千代田区紀尾井町4-1 TEL:03-3265-1111 |
対象者 | 御招待させていただいた事業法人、金融機関のCFO、経理、財務、経営企画幹部50名 ※コンサルティングファーム等の方はご参加をお断りさせていただく場合がございます。 |
ご注意事項 | テープレコーダーなどの記録機器の持ち込みはご遠慮ください。 テキスト、資料等は特にお配り致しません。 参加される方のご都合の悪い場合は、代理の方のご出席をご考慮願います |
※講師、テーマなどは事前の予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
9:00-9:05 | 主催者ご挨拶 日本CFO協会 専務理事 谷口 宏 |
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9:05-10:00 | 基調講演(55分) |
現在の事業環境は、供給律速から需要律速への市場の変化、実体経済と比較し巨大に成長した金融市場、情報通信技術の発達と経済のグローバル化など、日本経済が高度成長を遂げた1970年代と比べ大きく変質している。 このような環境変化の下で企業が成長するために、CFOは変化の背景を認識した上で財務戦略や資本政策を立案し、CEOと一体となって経営にあたる必要があると提言する。 蛭田 史郎 氏 旭化成株式会社 常任相談役 |
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10:00-10:20 | 講演(20分) |
IBMの「グローバルCFOスタディ2010(全世界のCFO調査)」では、業務効率とビジネス洞察力双方を備えた経理財務部門を「バリュー・インテグレーター」と名付け、経理財務部門の目指す方向を提案した。その後の環境の変化はビジネスモデルのイノベーションと構造変革の推進に貢献する事をもCFOに求めているのではないだろうか。IBMの最新の調査「グローバル経営層スタディ」や事例も紹介しつつCFOに求められる変革について解説する。 松尾 美枝 氏 日本アイ・ビー・エム株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業 戦略コンサルティンググループ パートナー |
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10:20-10:30 | 休憩(10分) |
10:30-12:00 | パネルディスカッション(90分) |
国内外の企業間競争が更に激しさを増すなか、企業の存亡は、数字のプロであるCFOが握っているといっても過言ではない。今までのただ単なる管理者としての受け身の立場から、今の時代に必要なCFOの役割とは何なのかを議論する。 ●パネリスト(氏名50音順) 石田 正 氏 日本CFO協会 主任研究委員 カルビー株式会社 常勤監査役 » プロフィール 蛭田 史郎 氏 旭化成株式会社 常任相談役 松尾 美枝 氏 日本アイ・ビー・エム株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業 戦略コンサルティンググループ パートナー ●モデレータ 伊藤 邦雄 氏 一橋大学大学院 商学研究科 教授 |