エグゼクティブのための財務・金融ネットワーク CFO FORUM Japan 第6回 CFOフォーラム・ジャパン 2006  
 第3セッション 15:00 〜 15:50
   
会場 雅
井上順一 氏

  内部統制のセカンド・ウェーブ〜見えてきた課題と内部統制資産の正しい活かし方
井上 順一
株式会社 電通国際情報サービス ビジネスソリューション事業部
プリンシパル 公認会計士 税理士
プロフィール(いのうえ じゅんいち 氏)
監査法人トーマツにて監査業務、コンサルティング業務に従事し、その後、アビームコンサルティングを経て、2003年に株式会社電通国際情報サービスに入社、現在に至る。製造業、流通業を中心に業務改革、内部統制、予算管理、グループ経営等のコンサルティングやシステム構築にあたる。
セッションの紹介
内部統制の構築過程において、海外子会社管理や会社法の要求するリスク管理への対応遅れ等、様々な課題が明らかになった。さらに、当初、経営が期待していた業務改革は、多くの場合取り残されている。これらの課題の解決やM&A、事業の統合/売買といった経営手法を支える仕組み作りには、内部統制資産である文書、組織、プロジェクトで育った人材の活用が有効である。この活動を内部統制からグループ経営への展開として提言したい。
会場 鶴
中西 正 氏   事業投資とファイナンス
中西 正
日本ビジネスオブジェクツ株式会社 常務取締役 EPM事業部長
プロフィール(なかにし ただし 氏)
大手コンサルティングファームで連結会計パッケージ開発リーダー、 及び連結経営コンサルタントとして多数のプロジェクトを経験。 その豊富な知識とマネジメント経験が評価され2005年10月より カルテシス・ジャパン株式会社の代表取締役社長、カルテシス社とビジネスオブジェクツ社との合併により、2007年10月より常務取締役 EPM事業部長。
セッションの紹介
業務改善・効率化事例として日産自動車様が取り組んだ「2008年度からのル ール変更に向けた会計方針のコンバージェンスと開示日程の早期化」に関して、 またプロジェクト成功事例として、大日本インキ化学工業様の「成功の秘訣」を ご紹介する。
会場 舞
斉藤 孝平 氏   財務管理システムの効果的導入方法
斉藤 孝平
株式会社NTTデータ 決済ソリューション事業本部 eB商品企画担当 課長
プロフィール(さいとう たかひら 氏)
1989年早稲田大学卒、NTTデータ通信株式会社(現株式会社NTTデータ)に入社。入社後9年間、銀行の対外接続系システムの開発に従事、その後ANSERサービスの企画・営業に転属、主に企業会計システムとの連動をテーマに各種商品を創出、現在に至る。
セッションの紹介
内部統制強化、日本版SOX法対応など、昨今の企業財務を取り巻く環境に適合し、 これまで人手によりリスクと時間を要していた銀行取引等の業務において、より 迅速かつ正確な処理を実現する新たな資金管理ソリューションについて事例を交 えて紹介する。
会場 彩
大田 研一 氏

 
販売金融とコーポレート・ファイナンス
大田 研一

日本CFO協会 主任研究委員

プロフィール(おおた けんいち 氏)
1971年一橋大学卒業。同年日本電気株式会社入社。 国際財務第一課長、国際財務担当部長を経て97年日 本電気財務部部長。99年財務主席主幹。01年ドイツ 証券会社東京支社入社、投資銀行本部マネージング ディレクター。同年日本CFO協会主任研究委員。02 年ドイツ証券会社東京支店を退社後、ベンチャー CFO、社会人向け財務教育企画・講師および戦略経 営コンサルタント等に従事。05年4月山口大学大学 院技術経営研究科教授。84年に米国金融子会社NEC Industories,Inc.設立を企画、米国流キャッシュマネ ジメントの導入を推進。
99年より2000年までチェースマンハッタン銀行トレ ジャリーマネージメントインターナショナルコミティ ーのメンバー。

セッションの紹介
外国人株主の増加に伴い、コーポレート・ファイナンスの考え方が日本企業の中にも浸透してきている。こうした環境下で、日本では馴染みが薄い販売金融の持つ財務ソリューションとして期待される役割と課題について紹介し、日本基準でのリース会計の厳格化に関連して真正オペレーティングリースの価値が高まる背景もあわせて解説する。
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