スプレッドシート統制のガイドラインについて
この度、NTTビジネスアソシエ、新日本監査法人、マイクロソフト、日本CFO協会は、スプレッドシート統制のためのガイドラインを共同で作成しました。このスプレッドシート統制ガイドラインは、皆様に広く利用してもらうことを前提に、日本CFO協会の研究会の開催を通じて、まず草案という形で公表することと致しました。
2008年はJ-SOX元年とも言えます。2006年6月に成立した「金融商品取引法」は、すべての上場企業に2008年4月1日以降に開始される事業年度から内部統制の整備を義務付けました。多くの企業が会計年度の決算月を3月に定めていることを考えれば、まさにこの時期は来年度のJ-SOX本番に向けてリハーサルを実施している企業も少なくないでしょう。 事業会社が社内の内部統制制度を確立しようとする中で、担当者が対処の苦慮している事のひとつにスプレッドシート統制が挙げられます。スプレッドシートに対する統制は、J-SOXでも明確に要請されています。しかし、現状、様々な内部統制に関する指針を見ても、スプレッドシート統制のための詳細な方法論は見当たりません。また社内に目を向けると、スプレッドシートの使い勝手の良さから業務の至る所で利用され、その実態が把握しにくくなっています。この2つの理由がスプレッドシート統制を困難にしているのです。 もはやスプレッドシート統制は上場企業にとって不可避です。遅くとも来年度の後半にはJ-SOXの評価作業を開始しなければならないことを考えれば、それに堪え得るスプレッドシートの管理体制はこの数ヶ月のうちに確立しなければなりません。このような状況から、今、企業にとってより実務的なガイドラインが求められているのです。
ガイドラインは、企業がスプレッドシート統制を整備する上で、統制活動が依拠する社内規定を策定する際の指針となるべく内部統制の観点から対象となるスプレッドシートの概念、およびリスクアプローチに基づくスプレッドシートの管理指針を示しています。 しかし、より実用的なガイドラインを制定するには、企業の様々な実態を考慮して、さらに具体的な手続を規定する必要があります。そこで、日本CFO協会では研究会を開催し、広く意見を募ることによりガイドラインの高度化を図ります。
→ ガイドラインはこちらからダウンロードで
きます
<研究会の開催>
日時: 3月12日(水) 午後4時〜6時 (午後3時30分開場)
場所: Galleria 商.Tokyo 東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル1F
Tel:03-3216-5220
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