体得/実感バリュエーション

「ケースで学ぶ!『分ったつもり』で終わらせない企業価値評価」

企業価値評価(バリュエーション)など、ファイナンス理論に関する指南書やセミナーに触れて「理解できたつもり」になったものの、実務で活かす機会に恵まれない、との声を数多くお聞きします。
しかしながら、実際に買収案件が持ち込まれた際などには、理論や計算結果を盲信したり専門家任せにしたりせず、どのような基礎データに基づき、いかに自分なりのモノサシをもって分析結果を解釈できるか否かが、意思決定材料としての質を大きく左右します。あなたはそんな「実態」を体感できているでしょうか?

本講座のねらい

本講座では、実在する上場企業をケース題材として、M&Aに不可欠な企業価値評価のプロセスを、ステップバイステップで実体験いただきます。経験豊かな講師が、次のような疑問について皆様とディスカッションを重ねつつ、事業会社での実体験に基づきコーチング致します。
・資本コストはどのように算出するのか?
・企業価値創造のバリュードライバーとはどのようなものなのか?
・買収先のバリューアップのオポチュニティはどのように見つけ出すのか?
・買収プレミアムはどのように設定、評価するのか?
・なぜ買収発表後に株価が下落するのか?

講座の特徴

財務部にてCFO(ティエリー・ムロンゲ氏)のアドバイザーとして財務戦略策定に従事し、IR部ではCEO(カルロス・ゴーン氏)のアドバイザーとして、企業価値分析・財務戦略策定に留まらず、CEOの投資家コミュニケーション戦略の策定にも携わった実績を持つ、手島直樹氏とご一緒に「実務で使えるバリュエーション・スキル」を身につけませんか?

前編では、バリュエーションの前工程として重要な企業価値フォーカス型財務分析(財務指標分析、ベンチマーク、資本コスト算出)についてじっくり議論。後編では、対象企業の予測財務モデリング等で手を動かして頂きながら、企業価値評価および買収価格評価を実体験していく濃密な1日です

ブルームバーグ社のご協力により、同社の充実したトレーニング・ルーム設備での講座実施が特別に実現。投資銀行などアドバイザーも情報収集に利用する、同社の最新情報端末から、対象企業の財務情報や、比較対象M&A案件に関連する生情報を、クイックに収集するデモンストレーション等もご覧いただけます
(ご希望者には、後日ブルームバーグ社がご主催予定の、同社情報端末の事業会社での先進活用事例や、企業価値評価以外も含めた便利なM&A関連アナリシスをご紹介する、特別セミナーにご招待!)

募集概要

対象者
  • 経営企画・経理財務部門や、事業企画部門などで財務分析などを担当される方
  • 現在又は今後、M&Aの検討作業、買収作業といった業務プロセスを担当又はサポートする可能性のある方
※M&Aや企業価値評価の実務経験は問いませんが、基本的なファイナンスや財務分析の知識はお持ちの方を前提としております。
講師 手島 直樹 氏  

小樽商科大学ビジネススクール 准教授
アクセンチュアを経て、日産自動車の財務部及びIR部にてコーポレートファイナンスの実務に従事。2008年にインサイトフィナンシャル株式会社を設立。事業会社での実務経験を活かし、事業会社の視点からコーポレートファイナンス分野でのコンサルティングを行ってきた。
2015年4月より、小樽商科大学ビジネススクール准教授

慶應義塾大学商学部卒業、ピッツバーグ大学経営大学院MBA、CFA協会認定証券アナリスト(CFA)、公益社団法人 日本証券アナリスト協会検定会員。


» ご経歴詳細

日時 2015年12月8日(火)9:00 ~ 18:00 (開場 8:30)
場所 ブルームバーグ社 トレーニング・ルーム
(東京都千代田区丸ノ内2-4-1丸ノ内ビルディング21F )
定員 定員30名
費用
(全て税別・
1名様分)

52,000円 
[ご優待・割引価格]        
個人会員(1割引)  46,800円    法人会員(2割引)  41,600円
※弊会主催 M&A部会メンバーの方には、上記ご優待価格からさらに特別割引をご案内させて頂いております。詳細は事務局までお問い合わせください。

» M&A部会の詳細はこちら

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