経理役員・部長懇話会
来る3月19日（火）に、一般社団法人日本CFO協会とPwCあらた有限責任監査法人は、「経理役員・部長懇話会 2018 第2回」を開催いたします。
当年度の第2回となる今回は、前国際協力銀行総裁の近藤章氏を講師にお迎えして、「デジタル時代の会計・財務の果たすべき役割～国際競争力強化に向けた本社機能の大改革～」をテーマにご講演いただきます。
AIやブロックチェーンなど、昨今の目まぐるしいデジタルテクノロジーの進展は、ビジネス構造そのものを大きく変革し、且つグローバルな競争環境を一層拡大させています。重要性が高まっている非会計情報を含め、企業内外の様々なビジネスデータのマネジメントにより、中長期の将来情報・予測を行い企業価値向上に資する経理・財務部門が求められています。
金融機関（住友銀行、大和証券SMBC）でのグローバル金融ビジネスをベースに事業会社(ソニー、AIG、富士火災)で経営者として活躍された後、国際協力銀行（JBIC）総裁として日本企業の海外マネジメントの課題と向き合ってこられた近藤章氏より、デジタル革命という大きな変革の時代にCFOや経理・財務部門はどのような役割を果たすべきかを語っていただきます。終了後は、懇親会も予定しております。是非、積極的な意見交換の場としてご活用ください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
一般社団法人日本CFO協会 専務理事 谷口 宏
PwCあらた有限責任監査法人 名古屋事務所長 中嶋 康博
イベントの詳細
| 日時 | 2019年3月19日（火） 15:00-17:00 講演会(14:30 受付開始） 17:10-18:30 懇親会 |
|---|---|
| テーマ | 「デジタル時代の会計・財務の果たすべき役割 ～国際競争力強化に向けた本社機能の大改革～」 |
| 会場 | PwCあらた有限責任監査法人 名古屋事務所 会議室 〒450-6038 名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 JRセントラルタワーズ 38F |
| 対象 | 中部地区企業の経理担当役員、経理部長など経理幹部の方々 |
| 定員 | 40名（先着順） |
| 主催 | 一般社団法人日本CFO協会、PwCあらた有限責任監査法人 |
| 参加費 | お一人3,000円（税込み 3,240円） ※受講料につきましては、受講登録後、請求書をお送りします。 ※お振込みいただきました受講料はご返金いたしかねますので、ご了承ください。 ※当日現金でのお支払いはご遠慮願います。 ※振込手数料はご負担ください。 |
講演者
近藤 章（こんどう あきら） 氏
前国際協力銀行 総裁
【略歴】
1967年 東京大学法学部卒業、
同年、株式会社住友銀行 入行（現株式会社三井住友銀行）
1997年 同行 常務取締役
1999年 大和證券SBキャピタル・マーケッツ株式会社 代表取締役副社長
2000年 ソニー株式会社 執行役員専務
2004年 AIGイースト・アジア・ホールディングス・マネジメント株式会社 副会長
2009年 富士火災海上保険株式会社 取締役兼代表執行役社長兼CEO
2010年 富士火災海上保険株式会社 取締役兼代表執行役会長兼CEO
2011年 AIGジャパン・ホールディングス株式会社 副会長
2014年 カルビー株式会社 社外監査役
2016年 株式会社国際協力銀行 代表取締役総裁
2018年6月 退任
現在、公益財団法人国際金融情報センター理事、アルゴ・ホールディングス株式会社社外取締役、株式会社ディーカレット社外取締役、株式会社スシローグローバルホールディングス社外取締役
【講師メッセージ】
日本企業の生産性の低さ、特に間接部門の生産性の低さは、古くから指摘されているにも関わらず、全く改善の兆しが見られません。世界一と言われてきた製造部門に依存する形で本社間接部門の仕事が旧態依然としていることが、日本企業の国際競争力を大きく阻害していると前職の国際協力銀行で痛感させられました。グローバルレベルでデジタル革命が進む中、世界のビジネスのキープレイヤーは大きく変わり、産業構造からビジネスモデルまで大きく変化しています。情報・データ産業である日本の金融機関の衰退を見るまでもなく、事業会社のCFOや会計・財務部門にコペルニクス的転回が求められていることはいうまでもありません。データマネジメントこそが会計・財務の本質であるとの原点に立ち返り、経理・財務部門の幹部の皆様がデジタルITを駆使したビジネスリーダーとして活躍されるための手がかりを一緒に考えてみたいと思います。
