CFO FORUM JAPAN
Post Crisis Innovation 「世界経済危機後の新しい資本主義の秩序構築に向けた日本型経営システムの革新」
 

ご挨拶
戦後はじめて世界中の経済がプラス成長を達成し、グローバリゼーションと自由競争による繁栄に酔っていた2005 年という記念すべき年からわずか3年後、繁栄のお手本とされた米国型資本主義は、今回の危機の克服を踏まえた新たな資本主義の展開に向け、大きな転換点を迎えております。経済・金融危機そのものは正常化に向けて進んでいるとはいうものの、この価値観の逆転が今後どのように収拾され、次世代の経済・金融秩序が構築されるのか、現状では誰も正確に予想できない状況にあります。
しかし、これまで規制緩和に向かっていた世界の流れは大きく向きを変え、規制強化へと向かうことは避けられません。欧米に比べてグローバリゼーションへの対応や自由化への取り組みが遅れていた日本は、比較的金融危機のダメージが少なかったとはいうものの、世界の保護主義化の流れの中で引き続きグローバリゼーションに乗り遅れてしまうようでは、今後も弱まることのない熾烈な国際競争の中で大きな痛手を被ることになるでしょう。
グローバル化を前提とした成長戦略を進めていくために、会計基準をはじめとしたルールの国際標準化に対応するのみならず、CFOをはじめとする財務部門はリスクマネジメント手法の強化を急がなければなりません。
今年で第9回となるCFOフォーラム・ジャパンでは、ポスト・クライシス・イノベーションをキーワードに、これからの日本企業の経営の在り方、経営システムの変革を支える様々な概念や経営技術、テクノロジーをご提供していきたいと考えております。

是非、フォーラムの趣旨にご賛同頂き、貴社のもつ最先端の知識と技術、そして何よりも変革を支援するエネルギーをご提供いただきたく宜しくお願い申し上げます。

 
  日本CFO協会 理事長 行天 豊雄
社団法人 金融財政事情研究会 理事長 山口 公生
 
  開催概要
<東京会場>
日 時
2009年12月10日(木)
9:00−17:45 (8:30開場)
会 場
経団連会館 2F 国際会議場 経団連ホール(北・南) 
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-3-2   アクセスマップ
TEL:03-6741-0222 
定員300名
参加費
(テキスト代、昼食会、消費税を含む)
  一般 29,400円
  会員 22,000円
(日本CFO協会会員、FE・ITフォーラム会員)
プログラム内容
こちらから一覧をご覧いただけます。

パンフレット 印刷用

<大阪会場>
日 時
2009年12月15日(火)
13:00−18:30 (12:30開場)

会 場
ホテルニューオータニ大阪 B1F アイリス プリムローズ
〒540-8578
大阪市中央区城見1-4-1   アクセスマップ
TEL:06-6941-1111
定員150名
参加費
(テキスト代、懇親会、消費税を含む)
  一般 17,640円
  会員 13,230円
(日本CFO協会会員、FE・ITフォーラム会員)
プログラム内容
こちらから一覧をご覧いただけます。
対象者
【一般事業法人】経営幹部、CFO、財務担当役員、財務部長、財務担当マネージャー、
【金融機関】経営幹部、法人担当役員、法人担当マネージャー
お問合せ先
日本CFO協会事務局
TEL 03-3556-2334
FAX 03-3556-2320
E-mail seminar@cfo.jp
主 催
日本CFO協会
社団法人金融財政事情研究会

特別協力
Microsoft

リード・スポンサー
アビームコンサルティング
SAPジャパン
シグマクシス
日本オラクル

プラチナ・スポンサー
アクセンチュア
監査法人トーマツ
プロティビティジャパン
リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン

ゴールド・スポンサー
SAS
(スポンサー掲載各企業名50音順)
プログラム内容
東京会場プログラム 経団連会館 国際会議場及び経団連ホール
8:30〜
開場
9:15〜10:05 基調講演
 
新しい資本主義の秩序構築と日本型経営システムの革新
グローバリゼーションのもとで加速した金融資本主義の世界覇権が、逆に今度は世界経済に危機を招く結果となった。幸いなことに欧米対比周回遅れとなっていた日本は直接的な金融危機に直面はしなかったとはいうものの、米国の過剰消費を前提としていた成長モデルが崩壊したことにより、今や日本企業の経営戦略が根底から揺らぐこととなった。既に、経営の基盤となる様々な法的枠組み・経済システムは米国資本主義をモデルとしたシステムへと変容しており、さらには企業経営者、投資家をはじめとした社会的なモラルの低下も露呈している。未曾有の危機を契機に、資本主義経済とは何か、企業経営とは何かという本質をとらえ直し、今後の課題を考える。

加護野 忠男
神戸大学大学院 経営学研究科 教授 
プロフィール
10:05〜10:55 CFO講演
 
これからのグローバル経営の方向性とCFOの役割〜わが国最大規模のM&Aとその後の経営の経験をもとに
2度の大規模買収(1999年、2007年)を活用し、既に連結利益(EBITDA)の過半を産み出すに至った、JTの海外たばこ事業のこれまでの歩みを説明する。その後、2007年のギャラハー社買収・統合、そして、統合後の経営を通じて考える、日本企業にとってのこれからのグローバル経営の方向性とCFOの役割について論じる。

新貝 康司
日本たばこ産業 取締役
Japan Tobacco International, SA 副社長 副CEO
プロフィール
11:10〜12:10 プロフェッショナル・セッション 
   
(選択制・先着順)
2 会場に分かれ、財務会計、経営会計、企業財務、 ITマネジメントなど専門セッションを開催
11:10〜12:10 
 
経団連ホール<北>会場
第1セッション
IFRS導入を見据えた経理部門の人材・組織の拡充手法〜インソーシング/アウトソーシングの使い分け吾郷 周三
アビームコンサルティング
プロセス&テクノロジー事業部 FMCセクター
J-SOX/ After J-SOX Initiative ディレクター
プロフィール・講演概要  
経団連ホール<南>会場
IFRS時代のグループ経営管理基盤〜ITがもたらすパラダイムシフト桜本 利幸
日本オラクル アプリケーション事業統括本部
担当ディレクター
公認システム監査人/ITコーディネータ/法政大学大学院 兼任講師/日本CFO協会主任研究委員
プロフィール・講演概要     
12:20〜13:30 昼食会:CFOランチョン
12:50〜13:30 
 
ランチョン・スピーチ 
スランプを宝にかえて〜プロ選手として歩んだゴルフ人生のスランプと海外試合

[ご来賓]
中嶋 常幸
プロゴルファー
プロフィール 

13:40〜16:40 プロフェッショナル・セッション
   
(選択制・先着順)
2 会場に分かれ、財務会計、経営会計、企業財務、 ITマネジメントなど専門セッションを開催
13:40〜14:40
 
経団連ホール<北>会場
第2セッション
SAPジャパン及びSAPグループのIFRS対応の実際井野 勢津子
SAPジャパン 代表取締役最高財務責任者
プロフィール・講演概要
経団連ホール<南>会場
IFRSで考える連結経営〜連邦連結経営のススメ〜渡邊 達雄
シグマクシス パートナー
プロフィール・講演概要  
14:50〜15:40
 
第3セッション
伸縮自在な経営とIFRS〜好況/不況に合わせた伸縮自在な経営(エラスティック経営)を支える仕組みとしてのIFRSとは?畠中 洋一郎
アクセンチュア 経営コンサルティング本部
財務・経営管理グループ パートナー
プロフィール・講演概要  
日本型人材戦略の革新〜IFRS導入などの企業プロジェクト成功の為の人材戦略の構築植田 比呂志
リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン
リジョナル・マネージング・ディレクター
プロフィール・講演概要  
15:50〜16:40
 
第4セッション
CFO Talent Challenge〜CFO組織のグローバルタレントマネジメント日置 圭介
デロイト トーマツ コンサルティング
CFOサービス シニアマネジャー
プロフィール・講演概要  
経理・財務/経営企画部門のIT活用の現状とあるべき理想像〜“Excel 2010”で実現するパフォーマンスマネージメントシステム福与 直也
マイクロソフト エンタープライズビジネス部
BIソリューションスペシャリスト
プロフィール・講演概要  
16:55〜17:45 特別講演
 
新たなグローバル時代に対応するCFO組織の構築〜財務会計基準の国際的統一が企業経営に与える影響
未曾有の世界経済・金融危機から一年以上が経過した現在、偶然か必然か国際会計基準(IFRS)の適用問題が日本企業を襲っている。「原則主義」によるアプローチをはじめとして企業会計の考え方を根本から変えることを要求しており、単なる経理部門の問題として矮小化して捉えると本質を見誤る。会計処理がどのように変わるのか、システムをどうするのかという会計技術の問題も重要だが、バブル崩壊以降のコスト削減・人員削減によって弱体化している財務・会計部門を如何に建て直し対処していくべきか、経営トップの重要課題として方向性を明確にし、指示することが不可欠である。
会計監査人としてだけではなく日米の事業会社のCFOとしての実務経験をふまえIFRSを切り口にして財務管理体制(CFO機能)はどうあるべきかを考えてみたいと思う。

石田 正
公認会計士
プロフィール
大阪会場プログラム ホテルニューオータニ大阪 アイリス
12:30〜
開場
13:10〜14:00 基調講演
 
新しい資本主義の秩序構築と日本型経営システムの革新
グローバリゼーションのもとで加速した金融資本主義の世界覇権が、逆に今度は世界経済に危機を招く結果となった。幸いなことに欧米対比周回遅れとなっていた日本は直接的な金融危機に直面はしなかったとはいうものの、米国の過剰消費を前提としていた成長モデルが崩壊したことにより、今や日本企業の経営戦略が根底から揺らぐこととなった。既に、経営の基盤となる様々な法的枠組み・経済システムは米国資本主義をモデルとしたシステムへと変容しており、さらには企業経営者、投資家をはじめとした社会的なモラルの低下も露呈している。未曾有の危機を契機に、資本主義経済とは何か、企業経営とは何かという本質をとらえ直し、今後の課題を考える。

加護野 忠男
神戸大学大学院 経営学研究科 教授 
プロフィール
14:00〜16:25 プロフェッショナル・セッション 
   

専門セッションを開催
14:00〜14:50 
 
第1セッション
IFRS時代のグループ経営管理基盤〜ITがもたらすパラダイムシフト
桜本 利幸
日本オラクル アプリケーション事業統括本部 担当ディレクター
公認システム監査人/ITコーディネータ/法政大学大学院 兼任講師/日本CFO協会主任研究委員
プロフィール・講演概要  
15:05〜15:45
 
第2セッション
IFRSで考える連結経営〜連邦連結経営のススメ〜
渡邊 達雄
シグマクシス パートナー
プロフィール・講演概要 
15:45〜16:25
 
第3セッション
IFRSが経営・会計に与えるインパクト〜包括利益と初度適用での会計方針の選択が経営・会計に与える影響の考察
砂畑 昌宏
プロティビティ ジャパン 大阪事務所 プリンシパル
北田 恭平
プロティビティ ジャパン 大阪事務所 シニアマネージャ
プロフィール・講演概要
16:40〜17:30 特別講演
 
新たなグローバル時代に対応するCFO組織の構築〜財務会計基準の国際的統一が企業経営に与える影響
未曾有の世界経済・金融危機から一年以上が経過した現在、偶然か必然か国際会計基準(IFRS)の適用問題が日本企業を襲っている。「原則主義」によるアプローチをはじめとして企業会計の考え方を根本から変えることを要求しており、単なる経理部門の問題として矮小化して捉えると本質を見誤る。会計処理がどのように変わるのか、システムをどうするのかという会計技術の問題も重要だが、バブル崩壊以降のコスト削減・人員削減によって弱体化している財務・会計部門を如何に建て直し対処していくべきか、経営トップの重要課題として方向性を明確にし、指示することが不可欠である。
会計監査人としてだけではなく日米の事業会社のCFOとしての実務経験をふまえIFRSを切り口にして財務管理体制(CFO機能)はどうあるべきかを考えてみたいと思う。

石田 正
公認会計士
プロフィール
17:30〜18:30 懇親会
 
プリムローズ
※本プログラムの内容は予告なく変更される場合がありますことを、予めご了承願います。
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